退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
歌で愛と夢を届けます。AKB0048 続編
魔法は使えないが美少女戦士・魔法少女ものな雰囲気。1期から変わらないのだが、歌ごとに合わせ着替えないで突然衣装が変わり、基本はマイクがサーベル武器になるが、先端からハートが飛び出る杖を持っていたりする子もいる。目や髪にハートや星が必ず描かれている少女趣味な絵柄で、夢やファンへの愛の為、歌を届けようと一生懸命に活動するAKB0048。アイドルとして歌う中で光輝くほど戦闘や防衛能力が向上。いかにして芸能禁止の星のファンに愛を届けるのか。
1期に比べ、リアルAKBを思いおこさせる割合が強かった。芸能禁止されてない星ではバラエティ番組もあり、なんら変わらない活動をできる事が判明しやや肩透かし。
短い時間ながら総選挙もあるし、リアルの台詞をもじっていたり、メンバー同士のやりとりの中で、リアルメンバーが多少思い浮かび笑っちゃうんだけどウルッともしちゃう。
キラッキラ感と真面目に皆の為に時には傷つき戦闘してる雰囲気が、愛と正義のあの美少女戦士たちを思い出す。そんな感動があった。
2期で残念だった点は、脇役の存在感が皆無だったこと。
例えば総選挙で脇役の襲名メンバーがステージ挨拶をしたにも関わらず、練習風景では一切出てこなかったり、脈絡なく研究生達と話に関わる襲名メンバーのみで堂々と大事なステージに立ち歌っている。本来なら襲名するか総選挙で10位以内に入るかアンダーとかで初めてステージに立てるはず・・・。だから2期は皆に愛を届ける美少女戦士物の色を強く感じ、夢に向かって頑張るアイドル感は少し薄れた。
そうは言っても頑張ってるなって思う場面もいっぱいあったし、存在感のあるキャラも数人いたし、アイドルだから恋愛は出来ないあの彼女とあの彼のシーンは好きだったし、SFなど多彩な要素を取り入れているにも関わらず、とても楽しんで見ることが出来た面白い作品だった。