Nagi* さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
カオスの欠片は 全て揃った・・・
ヴィクトリカ 君はなぜそんなにツンデレなのか(笑)
ある学園の図書館に閉じ込められている金髪美少女。
床をごろごろ~ってしたり ほんとに所作が可愛らしい(^o^)
外出するたび、新しいおもちゃを見つけた子供のように
目をキラキラと輝かせるんですよねぇ~♪
その反面 事件を解決に導く“推理力”が凄まじい!
このギャップと外見が人気の秘密なのでしょう。
ジャンルは推理物ですが、ファンタジー要素は皆無です。
【 推理50% コメディー40% 恋愛10% 】
とくにコメディーの方向性が独特(笑)
髪型、とかねww
おまけに “オカルト省” が存在する始末。
オカルトといっても 結局は“化学”だったりするのですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、肝心なストーリーについて。
少し納得のいかない箇所があって残念でしたが
総合的には面白かったと思います♪
★ヴィクトリカと久城の出会い方
強引さが否めない。
久城が本を読むために図書館を訪れるのですが
そのきっかけとなるのが担任の教師。
そこでヴィクトリカに出会うわけだけど
「 人形に未来を占われた~!! 」
…と叫んで逃げる行動が意味不明w なぜ逃げるw
★事件解決に久城の必要性がない
久城が情報集めることもあったけど、
事件の解決にほとんど役立ってない久城の存在。
頼りなさが目立ってしまって残念でした…
★意味のない反復言葉
久城のセリフの中で時々出てくるんですよね
同じ言葉を繰り返す箇所が。
ちょっと違和感というか 気になってしまいました…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヴィクトリカの決めゼリフのひとつ
「 カオスの欠片は全て揃った 」ですが
カオスは もともとギリシャ語で、和訳すると“混沌”
なので若者が多用してるカオスとは少し意味が違うようです。
最後に。
「 時は1924年 第一次世界大戦後のヨーロッパ 」
この設定を最後まで覚えていてほしい
でないと 最後の展開に違和感を感じてしまうことになるでしょう。
このアニメが好きなひとは『ダンタリアンノ書架』もオススメ~♪