青陽 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
時は2014年、自転車に乗った多くの人々が ある王国へ移民したという…ひーめひめ♪
サドルを上げて自転車を全力で漕ぎたくなるアニメです。熱い!
弱虫ペダルを観て、ロードバイクと王国民に憧れる人が全国に増えたでしょう。
自分も影響されて、20キロ先の温泉にママチャリで行ってきました。アキバは無理、あと坂道で笑うなんてのも無理!
小野田くんのぶっこわれ性能、長きに渡る数十m間の駆け引き
などは少し気になるだろうけど、そこはまあフィクションなので、ね?
残り10秒ってなってから1分以上試合続いてるぞ!なんてのはスポーツ作品の定番ですし、キャラの得意走法も現実と違ってエンターテイメント性が強いのは当たり前ですからね。気にしたら負けかな?
今期だとWIXOSSの「女子学生の間でカードゲームが大人気」とか、一週間フレンズ。の「1週間で友達の記憶が消えちゃう」なんて設定も
そんなの現実じゃありえない と思ってしまったら作品を楽しめないだろうなあ。
ただ、あるがままを受け入れる。そんな精神を学べたのは蟲師のおかげです
印象的だった33,4話
{netabare} 33話はマキシマムペイン並みに爆笑しました。オタ泉くん大活躍のcパートも面白かったけど、一番笑わせてもらったのはこの回です。
ひめひめひめひめひめひめひめひめひめひめひめひめなのだ
これは自転車アニメと見せかけた王国招致アニメ!
チームの半数が姫の歌を歌える出場高校はきっと他にないでしょう(笑)
34話は新開さんと御堂筋くんの相互作用がすごい!御堂筋くんがめっちゃおぞましいから新開さんの爽やかイケメンっぷりがより輝いていて、新開さんがめっちゃかっこいいから御堂筋くんの妖怪ホラーっぷりに拍車がかかっていて…!
御堂筋くんはゴキブリ並みに嫌悪感を催します(褒め言葉)…何あのSE(・_・;
漫画でもあんな効果音で描かれているんでしょうか((((;゚Д゚))))
うかつにも本作をイヤホンで視聴していたので あのおぞましいSEの数々をより効果的に受け止めることになってしまいました……しかし!翌週からスピーカー視聴に切り替えることもなく、結局最後までイヤホンで視聴してしまいました。
こんな音イヤなはずなのに…(ゾクゾクっ!)
って感じで癖になってしまいました。あれは一種の電子ドラッグであると私は思います。よい子はマネしないでね!
・臭いものをつい何度も嗅いでしまう
・わかってるはずなのに黒板を爪で引っかきたくなる、発泡スチロールをこすりあわせたくなる
そんな感覚に似ております。
特にうわぁ…となったのは
悔しがったときにする目の周りの皮を引っ張る動作、あの時の表情と音はトラウマになってもおかしくないレベルでした……(´◜౪⊙`){/netabare}
3クール、38話やっただけあって
御堂筋くんの他にも個性的なキャラクターたちがたっぷり描かれていて皆たいへん魅力的でした(アブ!)
思わず口にしてみたくなるフレーズが多いのはテニプリとの共通点っしょ!
ただ意図的に口にするならいいけど
思考してるとき、脳内口調が(口に出してないのに口調ってのも変だけど)
自然と御堂筋くんぽい京都弁になっていたのに気づいたときは戦慄しました。そして気づいたあとに(うわ、キモッ!キモっ!)と思ってしまい、また戦慄しました。御堂筋くんはやはりザクちゃうなあ
予想外の締め
えっ、これ最終回なの?
ニコ生のコメント無ければ絶対気づきませんでした。コメ見なきゃ
なんて熱い展開だ、来週楽しみだわーとか思ってたもん。
毎回引きが上手いなーと思ってたらシリーズ構成が吉田さんで。
このアニメ面白いなあと感じたら大体この人が構成してる…って気づいたけど。
ここで3ヶ月間お預けですかぁ?
あれだけ回想はさんだり、1km走るのに時間かけてなければキリよく終われたはずなのにっ!
しかし、そんな素人目線で思うようなこと製作陣はわかり切ってるはず…!!吉田さんはザクちゃうし。
しっかりじっくり描いて、視聴者が楽しめるようにした結果があのペースか。
はたまたこんなイイトコロで終わらせて皆を焦らすためか…だとしたらずるいですよ!あんなとこで終わったら続きが気になって気になってしょうがない!待ちきれなくておかしくなる人、待てずに原作に走っちゃう人も出てくることでしょう。
吉田さん!あなたのシリーズ構成がこれを狙っていたのならきっと予想以上の効果をあげるぞッ!
…ヤマノススメも見たことだし二期も始まったし、この夏は自転車に乗って近くの山まで行ってそこから山登りを楽しみたいと思います。小野田くんや今泉くんみたいにアクティブなオタクにならないとね!秋までにはとてもアブボディにはなれないけど(目指す気もないけど)