「To LOVEる-とらぶる-ダークネス(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
1220
棚に入れた
7476
ランキング
511
★★★★☆ 3.8 (1220)
物語
3.5
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

王道のハーレムエロ。さすが伝統の重み

少年ジャンプ連載の伝統のパンツ漫画が原作。アニメとしては第3期にあたります。
原作も少年誌から読者年齢層の高いスクェアジャンプに移籍しての連載となり、露出度や表現がより大っぴらになってます。
登場人物はそのままですが、事実上のヒロイン交代(?)となり、単発のドタバタエロコメディだった作風から、目的をもったストーリーが与えられています。
曰く、「ハーレムを創ってみんなで幸せになる」
ハーレムアニメは数多くあれど、ヒロイン自ら宣言してハーレムを充足させていく、潔い直球さが魅力です。
シリアスなストーリーも新キャラも加わり、物語としての動きもでてきています。


本作のセールスポイントといえば色々ありますが、まずはキャラの多さ。
1期&2期の積み重ねで、登場女子の8割が主人公に好意を抱いている状態で、嫁宣言しているキャラもあり。
あとはどう料理するかだけの状態なので、基本はその女子全員にサービスシーンを披露して頂くのが命題となるわけです。
が、新キャラまで登場するので全員を捌くには無理があったようです(^_^;
前作までのヒロイン、ララや春菜の扱いがかなり小さくなって、なんとなくもの悲しさを誘いましたw
もうデレているキャラは置いておいて、ツン属性の高い順に攻略していく・・・といった感じでしょうか。
さすが、ハーレム充足が目的♪


シリアスストーリーの方は、深刻な裏がありそうなものを匂わせながら、あまり暗い方向に傾きすぎない程度になっています。
こちらはヤミの過去や生い立ちの話なので、彼女と新キャラの登場回数が必然的に多くなります。(もちろん、2人とも脱ぎまくりますw)
少年漫画的なノリのよくある話ですが、小出しに謎を匂わせたりする引っ張り方が巧い。
作風を考えて必要以上に不安感を煽ったり隠遁とした雰囲気を持たせないようにしながら、気になる要素の残していく格好になっています。
こういった構成の上手さは、さすが大手の少年漫画誌ですね。


エロパートの方は、今作のヒロインであるモモが引っ張ります。
自身ももちろんサービスしますが、本作のエロの主成分であるラッキースケベ、これを利用してエロを促進させるのが彼女の仕事。
攻略が難しいキャラをそういった状況に誘い込む策士的なサポートを行います。
エロイベントのプロデューサーが作中に居るって、実は最強な設定なんじゃない? と、思ってみたりw
ちょっと腹グロい性格がヒロイン向きでは無いような印象をうけますが、彼女自身は素直に主人公にアプローチしているし、小悪魔ぶってるわりに善人だったりウブだったりで、けっこう可愛いです。
モモの活躍もあって、エロいイベントや描写は申し分ありません。
光補正があるとはいえ、TVで放送していいのか?と言いたくなるような性的表現の限界ギリギリのところまでいきます。


正直、評価の必要がないくらいエロ系ではToLoveるというブランドは安定株です。
(光が仕事をしてるTV版は論外。もちろんBD/DVD版での事ですよ)
作画は水準以上、エッチな表現や演出も匠な技法が多数使われ、いうまでもなく声優も超豪華。
エロコメとしてこれほど安心して見ていられる作品はないでしょう。
コメディらしいバカバカしさや、昔ながらのご都合主義も含めて、さすがジャンプの人気作だと改めて実感します。

原作が連載中なので、ストーリー的にまとまっていないのが残念ですが
そこは、次回作があるもの!と前向&好意的にとらえておきましよう。



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆
おっぱい :☆☆☆☆
裸    :☆☆☆
性行為  :☆☆☆☆
マニアック:☆
エロス総評:☆☆☆☆

投稿 : 2013/10/30
閲覧 : 492
サンキュー:

25

To LOVEる-とらぶる-ダークネスのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
To LOVEる-とらぶる-ダークネスのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

こたろうが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ