とろけるカフェオレ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
とりあえず細かい事は抜きで(いや、抜くなよw)
23話のラストで描かれた「あのシーン」を見た瞬間…
「この作品が見せたかったのはコレだったのか!」と
それまで積み重ねられてきた事象の全てが、一点に向かって収束していく光景に
感極まったことは、決して忘れられなくなるであろう良い思い出となりました。
振り返ってみれば…オカリンが幾度となく味わわされてきた絶望と
それによってもたらされる心の痛みや苦しみ、不安から
彼の心が壊れていく様子は、見ていて本当に辛かったものです。
しかしながら、実はこういう仕組みだったのかと理解した時には
緻密に計算された構成の素晴らしさと、この作品を作り上げた
スタッフさん達の見事な手腕に、ただただ感心するばかりでした。
TV版の最終話を視聴した後は、この3週間分の記憶が失われている
(勿論、正確には完全に消えているわけではありませんけど)クリスの事を考えつつ
「少し辛いだろうけど、頑張れオカリン!」と応援しながら
気持ち良く視聴を終えることが出来ました。
その後…TV未放送だった「横行跋扈のポリオマニア」を
視聴して「ああ、良かった。メデタシメデタシ♪」と大満足でした。
まあ、お話の展開には少し出来過ぎな部分を感じなくもなかったのですけど
あんなに幸せそうな2人に対し、それは野暮なツッコミというものでしょうねw
それから…主題歌「Hacking to the Gate」は最高のネタバレOPだと思いますし
個人的にとても好きな曲でもあります。