空野 落 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
物足りなさがあるが、面白い設定とキャラでいい意味で押し切っている
未来を担保に金融街でバトルするという話。
ただ、経済用語やキャラクターの戦い方など大人向けの傾向があり、ただのバトルものではない。
金よりも大事なものを得るために金を使ってバトルするという展開は斬新であり、面白かった。
特に人間とアセットの関係や敵キャラの人間臭さ、技のインパクトなど見応えがあるストーリー展開は勢いがあった。
ただ、11話構成であるため、説明不足や主人公の成長過程が短く急ぎ足のような印象を受けた。
ここは2クールでじっくりとやるべきだったと思う。
余賀 公麿
主人公。お金のない貧乏学生だが、ある日大金を手に入れディールを行う金融街に参加することになる。
最初は頼りないが、最終的には自分の考えをしっかり持ち、未来を手にするために戦う熱い主人公。
真朱
公磨のアセットでヒロイン。
口が悪いが最終的には公磨のよき相棒になるツンデレキャラ
三國 壮一郎
ライバルキャラであり先輩キャラでありラスボスでもある人
ある意味三国こそが主人公ともいえる。
過去のことがあり未来を信じ切れていない。最終的には未来ではなく今を選ぶ。
Q
三国のアセットで最終兵器
妹に面影を映しているいるようで、あまり使いたくないのが本音。
ジェニファー・サトウ
IMFの所属の31歳。でもそこがいいというヒロイン候補
公磨と三国を天秤にかけ公磨選び、未来への可能性を信じた人。ろくな女キャラがいないのでかわいく見える
ジェルジュ
サトウさんのアセット
犬の姿をしており、強い。公磨のアセットにもなる。
真坂木
謎の男
金融街を知り尽くしており、ディールのときの審判もやる。最後まで謎キャラだったミステリアスキャラ。
江原 大介
公磨の大学の先生。
この作品での負けた場合の結末であり色々可哀そうな人。
総括
11話構成であり短く、説明不足な部分が多々あるが、引き込ませる設定やキャラクター、ストーリなど勢いがあり、次の話を見たいと思わせる製作者側の意思が伝わる作品。