ローズ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
きゅーそくせんこー
人類は霧の艦隊と呼ばれている軍隊に敗北し制海権を失った世界。
千早群像(ちはや ぐんぞう)は士官候補生の時に霧の艦隊の潜水艦、イ401のメンタルモデルイオナと出会う。
イ401に乗船した千早は仲間と共に霧の艦隊に立ち向かうのであった。
本作品の魅力は迫力のある艦隊戦と霧の艦隊のメンタルモデルでしょう。
霧の艦隊はクラインフィールドと呼ばれるバリアのようなもので相手の攻撃を無力化できます。
人類側の攻撃は防御され霧の艦隊からの攻撃にはなすすべもないとなると、霧の艦隊の圧倒的な軍事力も理解できます。
霧の艦隊の攻撃力は超重力砲や侵蝕魚雷など普通の魚雷やミサイルとは少し違います。
そのために人類側の被害も拡大。
これでは人類が制海権を失っても仕方が無いでしょう。
霧の艦隊の艦船にはメンタルモデルという人型を模した人格のようなものがあります。
そのメンタルモデルが魅力的。
味方のイオナのみならず霧のタカオ・ヒュウガ・ハルナ・キリシマなど美人の女性(?)が多いです。
千早達の最大の敵となるコンゴウは徹底的に人類を受け付けません。
そこがコンゴウの魅力の1つでもあるのでしょう。
個人的にはハルナとキリシマのコンビがツボでした。
自前のコートの有り無しで性格が変わってしまうハルナ。
とある事情によって熊のぬいぐるみ姿になってしまったキリシマ。
戦闘とは関係ありませんが、それぞれの個性が出ていて面白いです。
艦隊戦の駆け引きとメンタルモデルの可愛らしさ。
人によっては他にも見所がありそうです。
『艦隊コレクション』のアニメ化も決定済み。
最近は海戦に人気があるのでしょうか。
魅力を感じる箇所は人それぞれですが、とても面白さが感じられる作品でした。
【追記】
再放送で披露された霧くまsはコメディータッチで面白かったなぁ