空野 落 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ゲーム催促としては及第点 アニメとしては微妙
原作が面白いので期待してたが、やはりアニメ向きの作品ではないというのが結論。
なによりもテンポ重視でシナリオが進むため、良く言えばテンポがいいといえるが、悪く言うと「はしょりすぎ」である。
この手の作品は謎解きパートが重要であり、ここがテンポよく進むとあっさりした感覚が強く、ひどく薄っぺらい印象を与える。
また、キャラを掴む前に退場してしまうものも多く、原作をやってないと面白みが上手く伝わらない。
最後の展開などもキャラに感情移入をできていないと安っぽさが伝わり熱さが伝わらなかった。
ただこの手の作品は、これを機会に興味を持ち原作をやってみようという人を作るのが目的ともいえる。
今後2のメディア化の拡大が決定しているらしく、今作の影響は大いにあると思われる。
苗木 誠
主人公。超高校級の幸運の持ち主
受け身の部分が強いが、なんだかんだで謙虚に人の話を聞く人。変人が多い登場人物に中ではまともなほう
舞園 さやか
ヒロインその1。超高校級のアイドル
原作だとそれなりに出番があるがアニメでは出番が少ない。
なのでヒロインだけどヒロインじゃない珍しいタイプ
霧切 響子
ヒロインその2.超高校級の…
ミステリアスなキャラで探索キャラでもある。感情の起伏は少ないが、所々で出る感情のギャップは萌える。この作品のキーマンの一人
十神 白夜
超高校級の御曹司
勘のいいキャラで、洞察力はあるが、あと一歩が足りないという惜しいキャラ。色々上から目線の発言でウザイが正論のときもあるので悪くないキャラ
桑田 怜恩
超高校級の野球選手
出番が少ないが、ある意味視聴者にインパクトを与えたキャラ。ただ、あんまり印象がない
朝日奈 葵
超高校級のスイマー。ヒロインぽい
出番も多く、ヒステリックな部分があるが、閉鎖環境での反応としてはまともな分類に入る気がする。
石丸 清多夏
超高校級の風紀委員
キャラが濃いが扱いが悪い人。ただ根が真面目な部分があり憎めないキャラ。
腐川 冬子
超高校級の文学少女
途中からキャラが濃くなる人。ただ、誰もが最初にこいつを怪しむと思いますが…
葉隠 康比呂
超高校級の占い師
色々胡散臭く、嘘もつくが憎めないキャラ。ある意味この作品の雰囲気の和み役であり、重要な発言もしたりする。
不二咲 千尋
超高校級のプログラマー
実は色々秘密を抱えている人。割合出番が多く、印象もある。
セレスティア・ルーデンベルク
超高校級のギャンブラー
キャラは濃いがなぜか印象に残らない人。
山田 一二三
超高校級の同人作家
台詞と外見が印象的であるが、劇中ではあまり活躍しない
大神 さくら
超高校級の格闘家
キャラや外見などで印象が強い。この人の事件は読めない人が多かったと思う
大和田 紋土
超高校級の暴走族
バターのイメージが強い。
モノクマ
今作品のマスコットキャラであり一番インパクトが強い。物語上でも謎の部分があり、トリックスターの部分が強い。
総括
キャラが多く、みな濃いため存在感はある。ただ最初のほうに退場したキャラの印象は薄く、後半のキャラの印象が圧倒的に強い。
この手の作品はキャラの印象が強く感情移入して面白くなるタイプだと思うので、テンポ重視にして、移入しにくかったのは残念である。