Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
高いクオリティと緻密な設定・・・ヤマトの魅力と乗組員の心模様を存分に堪能できる作品でした^^
宇宙戦艦ヤマト・・・誰でも一度は耳にした事のある作品だと思います。
初代の宇宙戦艦ヤマトは、今から約40年前・・・1974年に2クール作品として放送されました。
宇宙戦艦ヤマトシリーズがどうなっているかが気になったので、wikiで調べてみました。
<テレビアニメシリーズ>
『宇宙戦艦ヤマト』1974年10月6日 - 1975年3月30日 読売テレビ制作・日本テレビ系 全26話
『宇宙戦艦ヤマト2』1978年10月14日 - 1979年4月7日 読売テレビ制作・日本テレビ系 全26話
『宇宙戦艦ヤマトIII』1980年10月11日 - 1981年4月4日 読売テレビ制作・日本テレビ系 全25話
『宇宙戦艦ヤマト2199』2013年4月7日 - 2013年9月29日 MBS制作・TBS系 全26話
<劇場版>
『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開。
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開。
『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開。
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開。
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』通常版東宝、2009年12月12日公開。ディレクターズカット版クロックワークス、2012年1月28日公開。
『宇宙戦艦ヤマト2199』第一章、2012年4月7日公開。第二章、6月30日公開。第三章、10月13日公開。第四章、2013年1月12日公開。第五章、4月13日公開。第六章、6月15日公開。第七章、8月24日公開。
完全新作劇場版、2014年公開予定。
<テレビアニメスペシャル>
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』1979年7月31日放映 フジテレビ系(1981年3月14日に劇場公開)
『宇宙戦艦ヤマトII 総集編・ヤマトよ永遠なれ!(後に『宇宙戦艦ヤマト2 総集編』に改題)』1979年10月6日 読売テレビ製作・日本テレビ系
『宇宙戦艦ヤマトIII 総集編・太陽系の危機!』1983年12月28日 日本テレビ系水曜ロードショー枠で放映。
<OVA>
『ヤマトわが心の不滅の艦 宇宙戦艦ヤマト胎動篇』
『YAMATO2520』(第3巻で中断し未完)
これに加えて海外吹き替え版もあるそうです。
こんなにあるとは思っていなかったので、正直ビックリでした^^;
流石ヤマトです・・・人気の高さが伺えます^^
第2次世界大戦で悲運の最後を遂げたヤマト・・・
建造された時代がもう少し早ければ、また違った結末を迎えたかもしれません。そんなヤマトは課せられた運命に対する「たられば」と、もっと勇姿を見たいという人々の夢を背負っていると思います。
そして、そのヤマトが地球を救うため、たった1隻で立ち向かっていくんです・・・
もちろん、ヤマトも乗組員も満身創痍だし、何度も絶体絶命の危機を迎えます・・・
それでも決して諦めないヤマトだから大きな感銘を受けるのだと思います。
現在の最新作となる『宇宙戦艦ヤマト2199』は、内容的に初代ヤマトのリメイク版という位置付けですが、全くそれを感じさせない程新しさを感じました。
個人的には昔のヤマトを見ても格好いいなぁ・・・と思っていました。
それが40年の間で培われてきた日本のアニメ技術を駆使して描かれたヤマトの躍動感溢れる姿は、私にとってもはや別物でした・・・格好良さの「格の違い」を見た気がします^^;
番組の途中で入るCMの中で、ヤマトの設定資料集などが紹介されていましたが・・・
物凄いこだわりを持って作られた作品である事と、本当にヤマトの事を好きな人が手掛けている事が分かると、何だか嬉しい気持ちになってしまいました^^;
この作品のもう一つの面白さは、乗組員にしかり焦点が当てられていた事だと思います。
考えてみると、1年間も同じ船の中で生活していくのです・・・心情的にも色々あって当然だと思います。
また、どの時代にも満場一致で事が運ぶって少ないと思いますが、そのようなドラマもしっかり描かれているので、見どころは満載だったと思います。
特に、物語の終盤・・・乗組員に起きる想定し得なかったアクシデントと奇跡・・・これは涙無しでは見れませんでした(//∇//)
見応えタップリの2クール作品・・・万人にお薦めできる作品だと思います。
そして楽しみなのは、完全新作の劇場映画版です。2014年の公開が待ち遠しいです♪