雷撃隊 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
昭和連合艦隊ここに集結
去年のガールズ アンド パンツァーの海軍版みたいだと思いきや結構本格的な海戦モノだった。艦コレも協力していたしうまくいけば佳作になるかも。
話はそれるが、ここ数年の戦争映画がクソ映画ばかりだ。「男たちの大和」とか「山本五十六」とか「出口のない海」とか卑屈な敗北主義と反戦平和ばかりで「自国の歴史に誇りを」どころの沙汰じゃない。あんな物見たって誇りなんて持てないし歴史だってわかりゃしねーよ。昔は「トラトラトラ」とか「さらばラバウル」とか「太平洋の嵐」とか「日本のいちばん長い日」みたいな「自国の誇り」「戦闘シーンそのものの壮大さ」を描いた戦争映画の名作が沢山あった。少なくとも卑屈な敗北主義には陥っていない。しかし流石にこれらの映画はもう4,50年経過しているのでキツイ人も多いだろう。まあ見てショボイ印象は受けないし見てくれたらそれはそれで嬉しいけど。
現代はクソな反戦映画見るよりむしろこの手のミリタリーアニメ見た方が遥かにましだ。少なくとも卑屈な気分にはならない。艦船の図鑑として充分な情報量だし形も正確だ。こうゆうのをきっかけに歴史や海軍の戦史の興味が湧いてくれば成功だろう。因みに自分は「宇宙戦艦ヤマト」で歴史や艦船が好きになった。
ガルパンやスト魔女やこのアルペジオが私にとっての「ヤマト」のような役割「歴史の登竜門」になってくれればこれ幸いである。物語が進んだらまた感想かきます。
最終回まで観賞。なかなかいい。霧の艦隊なる連中はどうも意識を持ったロボットみたいな半機械生命体らしい。トランスフォーマー思い出した。人間とメカのコミュニケーションがテーマになりつつある。ノリは勇者ロボに近い。バトルは艦隊戦あり潜水艦戦ありでなかなかパターン豊富。昭和の軍艦がSFメカに変形合体するのは個人的には好き。人型になれば興醒めで途中で切っただろうけど。後半でメカ娘が人間に興味を持ち始めて「心」を獲得していくのは王道の展開。
伊ー401が重巡高雄と合体してパワーアップするのはメチャクチャだけどカッコイイ。クライマックスの潜水艦同士の対決は沈黙の艦隊にも引けをとらない迫力だ。金剛さんのその後の動向とか気になるね。
潜水艦伊ー401の航海、まだ始まったばかりなので放置はやめてほしいものだ。
先日コミケ行ってきたが、艦コレがブレイク。長門、金剛と言えば艦コレで401と言えばアルペジオという認識が定着しつつあるようだ。がんばれ、昭和連合艦隊。