「地球へ…(テレビ版)(TVアニメ動画)」

総合得点
67.4
感想・評価
227
棚に入れた
1476
ランキング
2473
★★★★☆ 3.8 (227)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい故郷「地球」

2007年4月-同年9月TV放送放放送された。全24話。
1977年1月号 - 1980年5月連載漫画を元に制作された。
1980年4月26日劇場版アニメ公開。

4クール放送を予定していた前番組「天保異聞 妖奇士」が
諸事情により2クールで終了したため後番組「ガンダム00」
(第1シーズン)までの繋ぎ番組として放送された。

あらすじ&設定。
西暦3千数百年の遥か未来。人類はスーパーコンピュータに
よる完全な管理の下、子供を教育する専用の惑星と、社会を
営む大人の惑星とに分かれていた。という設定。

14歳の誕生日に「目覚めの日」という適性検査が行われるが
それは社会人としての適性を検査し、過去の記憶を消され
洗脳されると同時に、超能力を持つ新人類「ミュウ」を発見
して社会から排除するためのものだった・・

新人類「ミュウ」として生まれた者が、そのシステムに抗い
仲間達とともに特殊統治体制から逃れ・・闘いつつ地球を
目指す・・という物語。

OP「endscape」 UVERworld 他
ED「This Night」CHEMISTRY 他


感想。

1977年新人類とか超人類?エスパー等漫画・アニメに可也
多く見られる傾向?ガンダムなども感覚的に近い。
UVERworldのOPが可也好きでUVERworldの曲を結構聴いた。

そういう人と違う個性等に優越や嫉妬や畏怖したり差別や
排除しようとする様を描いている部分は、肌の色や思想の
違い等を原因に戦争していた人間そのもので・・理不尽な
扱いを受けている者が何らかの行動を起こすというもの。

其処に感情を排した存在のコンピューターを取り入れた形
の選定というのも社会のシステム化(特に産業革命以降)の
物語に多く取り入れられたものかな?と考察してみたり。

それだけ古い漫画なのに基本は近代と変わっていない・・
捻ったり捏ねたり新しいセンスや要素を足されてるけど。

一度1980年に映画化されたものの、原作連載開始から30年
たってもアニメ化するほど良く出来た物語なのだと関心。

キャラデザやメカデザの他に原作とは諸設定の変更や構成
や演出等アニメ化に際し当然あれこれ手が入って原作通り
というものでもなく、ニュアンスなど映像で大きく変わる
ものだし、絶対に面白いというものではないけど面白い。


ジョミー・マーキス・シン:斎賀みつき
ソルジャー・ブルー:杉田智和
フィシス     :小林沙苗
キース・アニアン :子安武人
セキ・レイ・シロエ:井上麻里奈
サム・ヒューストン:羽多野渉
ハーレイ     :小杉十郎太
リオ       :浪川大輔
マザーコンピューター:折笠愛
ジョミーの母   :ゆかな
ナキネズミ    :小森まなみ
ナレーション   :若本規夫

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 424
サンキュー:

6

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