HIRO さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
両澤千晶さん良い作品をありがとうございました。
2002年~2005年に制作されたガンダムシリーズで1期は「機動戦士ガンダムSEED」全50話、2期は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」全50話+
テーマは【非戦】(一般的には「非戦論」という。戦争および武力による威嚇や武力の行使を否認し、戦争ではない手段・方法によって問題を解決し、目的を達成しようという主張、社会運動。)をテーマにしています。当時はアメリカの戦争による武力介入がイラクに行われており、どの国もアメリカに対して文句が言えない中、ささやかな抵抗であったとおもいます。
その後のイラクは混迷を極めていてアメリカがイラク侵攻の理由にした大量破壊兵器は無く戦争は社会秩序を崩壊させ20年以上たってもISILなどの反社会勢力が台頭してくるなど戦争では問題が解決できないということがわわかる。あの時【非戦】!正しこと言ってたじゃないか!って感じました。
ちょっと重くなってしまいましたが、SEEDのキャラクターデザインは、キラヤマトは目が大きくて女の子みたいです。ラクス・クライン(田中理恵さん)が演説している声がとてもステキでよかった。また主題歌も「あんなに一緒だったのに」など時々聞きたくなるGOODな作品ばかりです。
物語・声優・キャラ・作画・音楽のすべてがバランスよくかみ合った最高の作品でした。HDリマスターで作画が格段に上がったのでそちらを観てください。
あらすじ
ザフトと連合の開戦から11ヵ月余りが過ぎた。L5に浮かぶ中立国オーブの資源衛星ヘリオポリス。そこの工業カレッジに通う学生キラ・ヤマトは、いつものようにゼミを訪れ、そこでコロニーに侵入したザフト軍によるガンダム奪取作戦に遭遇する。工場各所で起こる爆発と、プラント内に侵入してくるMSジンにより混乱に陥るヘリオポリス。奇襲は成功し、秘密裏に建造されていた連合初のMS・ガンダムは5機のうち3機までがザフトの手に落ちた。避難場所を探していたキラは、逃げ遅れた一人の少女を追って工場区画に迷い込み、そこで偶然に残る2機のガンダムを目撃する。なぜか、それを見て絶叫する少女。キラは何とか彼女を避難させるが、キラ自身の行く場がない。
居合わせていた連合士官マリュー・ラミアスは、彼を残されていたMS・ストライクの中へ案内しようとする。が、そこにザフト兵の襲撃が!…それはかつてのキラの親友、アスラン・ザラだったのだ。
・スタッフ
原作:矢立肇 富野由悠季
監督:福田己津央
シリーズ構成:両澤千晶
キャラクターデザイン:平井久司
チーフメカ作監:重田智
メカニックデザイン:大河原邦男 山根公利
美術監督:池田繁美
カラーコーディネーター:歌川律子、柴田亜紀子
撮影監督:葛山剛士
編集:森田清次
音響監督:浦上靖夫
楽:佐橋俊彦
音楽プロデューサー:野崎圭一、篠原廣人、真野昇
監督:福田己津央
プロデューサー:竹田靑滋(毎日放送)、古澤文邦(サンライズ)
製作:サンライズ
OP、ED
ガンダムSEED OP1「INVOKE -インヴォーク-」T.M.Revolution
ガンダムSEED OP2「moment」Vivian or Kazuma
ガンダムSEED OP3「Believe」玉置成実
ガンダムSEED OP4「Realize」玉置成実
ガンダムSEED ED1「あんなに一緒だったのに」See-Saw
ガンダムSEED ED2「RIVER」石井竜也
ガンダムSEED ED3「FIND THE WAY」中島美嘉
CV(敬称略)
キラ・ヤマト:保志総一朗
マリュー・ラミアス:三石琴乃
ムウ・ラ・フラガ:子安武人
フレイ・アルスター:桑島法子
ムルタ・アズラエル:檜山修之
アスラン・ザラ:石田彰
ラクス・クライン:田中理恵
ラウ・ル・クルーゼ:関俊彦
イザーク・ジュール:関智一
ディアッカ・エルスマン:笹沼晃
カガリ・ユラ・アスハ:進藤尚美