ローズ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
事件は会議室で起きているんじゃない。立川で起きているんだ!
一ノ瀬はじめ(いちのせ はじめ)は、どこにでも居そうな明るい女子高生。
ガッチャマンで一番地位が高いJJから手帳を貰い、ガッチャマンのメンバーとなる。
ガッチャマンの一員となった はじめ は持ち前の明るい性格で地球を守る事となった。
一方、GALAXというSNSを開発していた爾乃美家累(にのみや るい)は、平和に世界をアップデートさせようと試みていた。
本作品の一番の魅力は、主人公である一ノ瀬はじめでしょう。
作品を観始めた最初の頃は、ウザキャラが主人公かぁ~と思っていたのですが、全話視聴した後に評価が変わりました。
確かに平時は現代の女子高生らしく馴れ馴れしい感じなのですが、視聴しているうちに どんなピンチになっても変わらない底抜けの明るさや天真爛漫という言葉がピッタリと当てはまるような良い人に見えてきます。
年功序列や身分に関係無く、誰とでも同じように仲良く接する事ができる能力は、今までのヒーローが持ち合わせていない能力です。
問題を解決するためだったら表舞台に立つことを躊躇しない型破りな行動力も魅力の1つです。
明るい女子高生ガッチャマンに対するのは、ベルク・カッツェという宇宙人。
誰でも持っている心の中の悪意を利用して、お互いを憎み合ったりさせるなど画策をしています。
このキャラは声優の宮野真守さんの力によるところが大きいです。
ネットスラングを多用したり喜怒哀楽の表現するのにナイスキャスティングでした^^
主人公とは思えない底抜けに明るい はじめ と徹底した悪役のカッツェ、両者が対峙する事によってストーリーの中で善悪がハッキリとして、初めてガッチャマンを視聴する人にとって見やすくなっている気がします。
数話観ただけじゃ内容を判断できないッス。
全話視聴した後で判断してもらいたいッスね^^
ふと思うのですが、作品名にガッチャマンが必要だったかな~と疑問を持ってしまいます。
ガッチャマンの名前を使わないでも十分に面白い作品でした^^
一人一人がヒーロー 合言葉は、せ~のっ!{netabare}ガッチャ!!!{/netabare}