DOLLmimoza さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最終話までのあらすじ・感想です。
京アニ制作ってことで期待大だったし、番宣CM見ても
動き良かったしこれは…素晴らしいに違いない!
…と思ったものの、眼鏡少女フェチ(?)の神原秋人(不死身な半妖)が自殺しようとしていた栗山未来
(異界士)を助けようとしたところから物語が始まる。
なのに「不愉快です」の一言で栗山未来の血で作られた刀
(?)で刺されてしまう。普通刺すかねえ?秋人は死なない
けどさ。この1週間の間に、だからって数え切れない位
切ったり刺したりするか?栗山って精神構造が
理解出来ない。あとでされた栗山の説明だと、妖夢だと
思って襲ったけど、不死身だとわかったから練習台にした…だと。妖夢倒すと鉱石っぽくなるけどアレ銭になるんね~
*つーかさ、二人とも栗山&神原ともに、あんましCV上手くないスけど?声優の卵?名瀬美月役の茅原実里さんしか
知らないんだけど。
所々京アニ的ボケとツッコミが入るのは面白い。
アッキーの脇の温もりとかは失笑だったけど。
栗山の「不愉快です」のセリフって流行らす気なのか?
「氷菓」の「私、気になります!」よりはダメだろ?
てか、聞いててこっちが不愉快になるんだけど。
それにメガネっ娘設定はいいけど、性格設定何とか
ならんの? 他者と関わる気がないらしいし。
ネガティブな性格。人を殺したとか言ってるし。
「そうやって恩を売っておいて手懐ける気ですか?」
素直じゃないねえ…ボンビーガールのくせにね。
5話-
今のところ栗山未来が文芸部に誘われての加入だけど、
しかし「園芸大全」見て即行とは。
「不愉快です…」のイントネーション変わってきたね
少しずつ変化してきたかな。
妖夢石の金額の差ってどこから出てくるんでしょう?
ところで栗山未来のバイト先、新藤写真館なのか?
メイド服が似合ってた。ちょっとずつ私としても
栗山に対する見方が変わってきたよ。
6話
アバンのシャンプーボトルすこすこの意味は何だ?
(エンドあとの最後まで見て意味が分かり繋がったけどね)
栗山がボンビーなわけと趣味が分かった。盆栽に金
かけてたわけね?しかし、6話はギャグ回というか、
緊張感がないなあ。別の意味の緊張感ならあったけど…。
50万円は稼げる妖夢を倒すことに終始・集中するんだけど、
果実型の目玉のデカイこいつはクサイ臭い放つ厄介な妖夢。
ドリアン級なのかクサヤの干物並なのか一体どんな
臭さなのか?( *`ω´)しかも女好きって(^^;)
つーか、結局歌と振り付けで注意を引きつけたのは
良かったんだけど、肝心な退治するやつがいないとは
アホっつーか抜けてるっつーか。あはは。終劇。
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7話
姉を殺したと栗山を狙う妹・伊波桜。
桜は妖夢を倒し、妖夢石を吸収させることによって力を得る武器をある男(異界師協会の藤真弥勒)から借り、栗山未来を倒すようにとも言われていた。
桜自身には異界師としての能力はなかった。
外で妖夢を倒していた桜は武器に力を吸い取られ
倒れてしまう。倒れた桜を秋人が見ていて、
自宅に運んだ所へ栗山が来てしまう。
(桜にオムライスは不味いと言われてしまうが。)
で、その桜が学校に転入してくることに。
その後栗山未来と桜が一戦交えるのだが。
未来が桜に「はっきり言います!あなたは異界師は
なれません、あなたの力では無理です。私が異界師として
生きていきます!あなたの分も、唯の分も!」と伝え
、その時武器から絡みつくもの(アレは何?)桜から救い、説得して(一応されたのかな)立ち去る。
桜の使っていた武器は異界師協会の藤真弥勒が結局、桜を利用して(騙して)妖夢石吸収させ力を蓄えさせたから回収、といったところか。
名瀬 泉の言う「凪が来る」そして「境界の彼方」とは…
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8話
どうやら桜は未来を殺すことをやめたらしく、未来の部屋で寝てる。目的もなくなったから学校いく必要ないとまた寝る(笑)
駅で秋人居眠り。おおっ桜のフチなし眼鏡!いいじゃん(笑)
教室で桜居眠り。ところでニノ宮先生の1週間休む理由って?
あの秋人のお母さんの立体動画ハガキともいうべきアレ。
どういう仕組みやねん。キャラ作ってるし。「凪がくるぞ~な・ぎ・が・来るのだ!」(*^。^*)
秋人は半妖で、凪が来るから何らかの変化が来るのは
わかるが、秋人はどうなっちまうのか不明。うとうとしてたのも凪のせい?
異界師協会・藤真弥勒が美月を送っていくと、車に同乗させ
「境界の彼方」という妖夢の話を聞かせる。他の情報を得ようとするが妹側には何の情報もないと知る。
浜でシスコン(笑)博臣兄貴が出てきて藤真と一戦交えるが逃げられる。
0時過ぎ。凪のせいで妖夢の勢力が弱まるため、異界師たちがこぞって妖夢狩り。
異界師協会・藤真弥勒と名瀬家は敵対していると、博臣と妹美月の会話。
確かにあいつはマジうさん臭い。(敵対している理由は1クールで回収されるのか?)
で、新堂彩華(狐の妖夢)の所に「神原秋人君を保護します。大人しく渡してください」と
藤真が来る。で、当然只で聞かない彩華さん。対決していると名瀬泉が!
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9話
彩華を心配する愛。寝ている秋人が妖夢化していた。
人間の部分が弱くなった分、妖夢の部分が突出しすぎたのかと。
藤真と名瀬泉と対決になるが、結局逃げてしまった。
その頃、名瀬兄妹も凪時の妖夢退治をしていた。
名瀬泉に秋人を殺すように言う。凪の最中だと不死身化じゃなくなるからそこを突けば…
で博臣は姉さんが栗山未来を殺すよう誘導している、と感じ取る。「境界の彼方」は一部しか出ていない、残りがどこかに存在していて世界を破滅に導くのはあいつしかいないと。
記録書面からもそれを知ってしまう。その時「虚ろな影」の妖夢石を回収しに藤真が入ってきて持っていってしまう。
「最初からそれが目的だったんだな」博臣はケイタイで未来に言う。
未来は秋人に攻撃し続ける・・・
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10話
「名瀬泉と申します」1本の電話を取る未来のシーンから始まる。この10話で1話からの疑問点等があーそうだったのか!とわかる回でもある。
・・・が夏のシーン、冬のシーンと交互に出てくるので
わかりにくい演出である。どこからどこまでが現実で夢なのか。
ただ前回のラストと素直に関連付けると未来は
秋人を殺さずに凪のため大ケガが治っていない、未来がずっと看病してたと取ってしまえる。会話や服装で夏だと分かる。が、時折挟まれる雪が降っているシーン。(冬のシーンは秋人が目覚めていない現実?)
部室の秋人は寝ているらしく、未来が手を取って自分の頭に乗せてもダラリと落ちる。
そして夏のシーンいつもの日常会話。(夏のシーンは未来の血が見させている夢と後に言う)
また冬のシーン。雪の中先にどんどん歩いて行ってしまう秋人。泣きながら止める未来。
夏のシーン。蚊取り線香が季節を表している。部室での二人の会話。
窓の外に「境界の彼方」の一部が見え、秋人は「何だこれ?」
「先輩です。境界の彼方です。…世界を滅ぼすと言われる人の心の歪みの集合体。
それは先輩の中にいる妖夢だったんです」
「あれが…僕。」
「私は初めから境界の彼方を倒すためにこの街に来たんです。けど…うまくいかなかったんです。
どうしても先輩を殺せなかった…殺したくなかった、
だから…
凪の朽の時に私のこの力を使えば先輩の中の境界の彼方を追い出せるって聞いて…
私、どうしてもそうしたくて」
「栗山さんはどうなったんだ?」
「消えました」
「じゃあ、じゃあここにいる栗山さんは誰なんだよ?」
「先輩、まだ起きてないんですよ。」 「え?」
「ここ、まだ夢の中なんです。先輩の中に残っている私のわずかな血がこの夢を見せているんです」
「でも、もう終わりです。先輩もう目が覚めます」
つま先立ちでキスしようとする未来…
「夢だから出来ると思ったけど、やっぱり難しいですね…」
「さようなら!」消えてしまう未来。
ここはウルウルしてしまった・・・
目を覚ます秋人。←これは現実っぽいが。
6ヶ月前。名瀬家に未来が呼ばれ、半妖の名前は
神原秋人。妖夢の部分は「境界の彼方」と呼ばれる世界を滅ぼせる妖夢。名瀬泉の弟・博臣が重症を負わせられたので、栗山未来に討伐が依頼されたのが真相。
1話からやたらと刺しまくっていたのもそのため。
名瀬泉から秋人君とは距離を置くように言われていたので、
避けていた。あーそれでだったのかとやっと納得。
3ヶ月前。神原秋人に凍結界を仕掛けて人間の部分を鎮め、凪で弱っている境界の彼方を引き吊り出す。そして栗山未来に凪を利用し、神原秋人を殺さずに救う方法があることを告げる。でもそれは未来自身が境界の彼方に侵されることになる。それを覚悟に未来は挑もうとする。
残り2話でどう片を付けるのかで、評価がかなり変わると思う。10話で結構未来を見直した感じがあるので、期待を
裏切らないで欲しい。
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11話
病室で目覚めた秋人のところに美月と博臣がくる。
3ヶ月昏睡状態だった秋人。半妖だから不死身だったと
思っていたが、どうも妖夢の部分である「境界の彼方」の
せいと思われる。
(3ヶ月何も食わなかったからなのかオムライスバカ食いしてたけど)
栗山未来は自分の血を使い境界の彼方とともに、この世界から消滅したことについて秋人は泉を責める。
秋人はケイタイに未来からの長文メールを発見。
・・・・先輩、私不愉快じゃないです。泣く秋人。
「名瀬の連中は呪われた血が消滅した時点で、事態は終息したと考えています。
しかし、神原秋人の身体から引き摺り出された「境界の彼方」は栗山未来の血と融合したことで消滅を免れている…
弱体化しつつも栗山未来と今も戦っているのです」
「その戦いに勝つため、多くの妖夢や異能の力を引き寄せ、吸収し、力を増幅させて栗山未来を倒そうとしている。
隔絶された空間まで創り出して。その力を更に増幅させたらどうなるか…」
と、車のバッテリー(?)に何かの装置を付けエンジン作動させる藤真。こいつの狙いは・・・!
で、隔絶空間に吸い寄せられる妖夢たち。
秋人の母・神原弥生がビラ巻いたのか(?)
〔PS栗山未来は生きている〕
文芸部部室に呼ばれたみんな。
母親、毎度登場の仕方何とかならんのか、緊張感の
ない(笑)
未来が戦っている世界の秋人は未来の強い想いで存在する
傀儡だからそれをつかまえること。
なぜそんなこと知ってるの?秋人の母も謎の人だねえ
名瀬泉が窓壊して入ってくる。(おいおいガラス弁償^^;)
「待って!行ってどうするつもり?あなたはもう…」
「不死身じゃない!わかってるさ…でも僕は今もメガネと
メガネ美少女のためなら何だって出来る!変態だ!!」
妖夢石の導きで未来のいるところへ行けた秋人は
すっ飛ばされた未来を抱きとめ転がる。
「先輩…」
「栗山さん…ざまあみろ…!」
ハッピーエンドで次回終わりますように。
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12話(最終回)
「先輩、どうしてどうして来たんですか!先輩が来たら何の
意味もなくなっちゃうじゃないですか!あたしが何のために!」
「うるさい!生きてくださいだ?先輩は普通の人間になってくださいだ?誰がそんなこと望んだ?誰がいつ頼んだんだよ!」
「不愉快です!最高に不愉快です!」
「不愉快なのは僕の方だ!とにかくそんなの認めない!
栗山さんの犠牲の上に成り立つ人生なんて未来だって何の意味もない…そんなこともわからないのか!そんなこともわかってなかったのかよ…」
冒頭からいきなり口論。
名瀬泉に対する秋人の母親・弥生の会話。何とも緊張感がない。^^;
「神原秋人とは一体何なの?」
「何って、あっくんはやっちゃんの息子ぴょん。
息子と言っても下ネタ的な意味では」
バニーガールコスだし、桜に蹴られる(笑)
傀儡(変わり身の術?)使うし、やっぱり只者ではない弥生さん。
「博臣くん、美月ちゃん、秋人と未来ちゃんは只の妖夢と異界師ではない特別な存在なの。よろしく頼みます!」
隔絶空間で「境界の彼方」は秋人の妖夢の部分だったからって秋人の弱点「脇」とかキライな物を相談。
「子持ちししゃも~」って^^;
異界師協会を名乗る藤真弥勒。境界の彼方の力を増幅させ
世界の崩壊を望んでいるのか?二宮先生、名瀬家の3人(泉、博臣、美月)、桜で藤真をとり囲む。
が藤真と泉とで決着をつけようとする。
藤真の言う「・・・それとも自分の過去を兄弟に知られたくないとか?」
妖夢を体に飼う者どうしとは?
妖夢だらけの隔絶空間で秋人と未来は全部倒すことに。
そこへ新堂彩華が協力しに来てくれた。
秋人は「境界の彼方」を自分の中に戻した。
未来は境界の彼方が消滅したので、未来は足元から
消えつつある。未来は秋人に頭をなでて「ありがとう」
って言ってくださいと涙ながらに頼みながら消えてしまう。
秋人は未来の指輪を必死に掴みながら下界に落ちていく。
名瀬泉の代わりに博臣が名瀬家の統轄として代わった以外は
以前の生活と変わりがないようだ。結局異界士協会の名を語っていた藤真は消息不明。最後まで謎を残したキャラ
(泉姉さんの件も)であった。
ある日、秋人の手の中の未来の指輪が消えた!
で、直感的に学校の屋上に駆け急ぐ秋人。
そこにはメガネをかけていない未来がいた。
(戻ってきた明確な理由は語られていない)
「あの、メガネが、要するにメガネをかけた栗山さんが大好きです!」
「不愉快です…」忘れ物だよとメガネを渡す秋人。
にっこり笑う未来。
ハッピーエンドで良かったけれど、ややこしい部分や
回収されていない伏線とかちゃんとした理由の説明とか
あればもっと良かったんだけどね。