jethro さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
指導者の説明責任
スタートの掴みはバッチリ・・・・・しかし残念
どうしてこうもリーダーの資質が無い人間が
リーダーとして配置されるのか?
物語をけん引すべき主人公が肝心な時に限って腑抜け野郎になるのか?
こういった設定は最近流行りのものなのでしょうか?
「デビルサバイバー2」でもそうだったのですが
リーダーは新しいメンバーに対して
きちんと理解してもらえるように説明すべきです。
それがリーダーとしての基本的な資質です。
それは涯(がい)だけでなく
集(しゅう)にも言えることです。
{netabare}
どこの世界に、いくら友達だからと言って
「テロリスト」であることを告白されて
それでも命をかけて手助けしてくれる友達いるのでしょうか?
きちんと「テロリストと思っている人たちはテロリストではない」事を説明すべきです。
それなしに物語は進行し得ません
ご都合主義もここまで行くと
「テロリスト肯定」という社会問題です。
涯(がい)の説明不足の多くは後の展開のネタ隠しに他なりません
それは、脚本の大きな欠点です。
重要なことであればあるほど、それは大きな落とし穴になります。
11話から始まる物語の崩壊は、まさにそれらの点を
丁寧に構築しなかったからに他なりません
12話に至ってはもうメチャクチャです。
失敗したと思った作者が慌てふためいて
取り繕っているような内容・・・救いようがありません
2クール目に突入してもこの崩壊は留まることを知りません
都合よくヴォイドの設定の変更し
それまでのリミッターを解除・・・
リミッターあってこその良さが完全消失するだけでなく
歩行できなかったレギュラーキャラクターが突然歩けるようになったり・・・・
そして決定打は突然の学園ものへの変遷です。
無茶苦茶です。
13話から見るべしというレビューがありましたが
これはなかなか言い得て妙、コロンブスの卵だと思いました。
{/netabare}
こんな無茶苦茶なのに
作画や音楽が超一級品なのがとても可哀そう・・・