U-tantan-U さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメの粋を超越した!街の鼓動が聞こえる...幸せな世界へ
えーこの名作のレビューですが、また考察等含めまして、誤字脱字修正して再投稿させていただきます。
正直、暑苦しく語る上に、自分なりの考え等含めるとまとまり切らないので少し長くなります^^;
最初はクラナドなんて....と言っていた自分が嘘のように泣けました。1期の時点で絵に抵抗はなくなっていたのですが、アフターまで来るとそんなことは全く関係ないです。もうすでにそこを議論する必要さえないと自分は思います。それくらいお話が素晴らしい出来でした^^
序盤の話は芽衣ちゃん、美佐江さん、ゆきねぇの話になっています。1期から言えることですが、朋也と渚を主軸に人物のドラマをしっかり描けています。これが後々に大きな影響を及ぼすわけですが、ここでは語らないことにします。
この中でイチバンよかったのは美佐江さんと猫のお話。ファンタジー色が強いけれども、想いの連鎖というか、心温まるお話でした。
そこから、物語は本筋、渚と朋也そして汐のお話に入っていきます。個人的にここのくだりがイチバン好きだったりするのですが、"夫婦ですからHなこともしちゃってます!"ってwかなりツボでした^^
お笑い展開はここまで。それからは...悲しくて悲しくて重くてが続きます、、18話まで。
18話で汐との絆、父の偉大さを認識し、19話でお父さんに感謝の意を伝える。このあたりはずっと泣きっ放しでした。家族の絆をCLANNADは押し出しているのをわからせるシーンでしたね。自分の家族との関係性についてすごく見直させられる場面でもありました。
このときの汐ちゃんのかわいさは...反則。いいセリフもいっぱいあるのですが、自分は汐ちゃんが幾度となく言う"うん!"にやられてしまいました^^
その後風子登場^^いやー風子でないのか,,,と思ってましたが、彼女がこの後重要な役割を担ってくれています。個人的にここで風子が出てきて、笑わせてくれてよかった。一度ワンクッションをはさまないと本当に涙腺崩壊、破裂、爆発していたかもしれないです^^;ありがとう風子さんww
そして杏が尋常じゃなくべっぴんさんになっていて良かったな^^
そして最終話。賛否両論ある最終話だとは思いますが、クラナドという作品自体ファンタジーを含んだ作品ですし、まずなんだろうが、こうでない展開など誰が納得するものか!ww二人がいなくなってて悲しいですね....リアリティを出すならこうなります。ですが、ここまでのストーリー見てきてそれはないでしょうとなります。なので自分はやはりこれがベストだなと思います。
こんなに泣かせてくれた作品はないし、他の感動物とは一線を画します。物語的なメリハリの付け方が抜群で、すべての要素が凝縮された作品と言えると思います。1期視聴前の見ないでおこうかという気持ちが即後悔に変わりました。観てない人は絶対見てほしいですし、何回見ても泣けます。観た人は色々最終話の解釈が異なると思うので、その辺も楽しいです^^
ちなみに、自分はこのレビュー書くために3回ほど見直しましたが、全部で泣けましたw
人それぞれある程度感じ方が違うと思いますので、そういうところもこの作品の面白さだと思いますが、以下、最終話の自分の考えを簡単に列挙していきますと、
・街は生きていて、家族であり、愛すものに幸福を...
・朋也はこの世界をループしている。時間が巻き戻ったり夢オチではない(ここ重要です)この街は嫌いだ...のくだりが今考えるとなるほど!あそこにループしていた。
・1期、渚が一命を取り留めたことによって幻想世界なるものが誕生した?幻想世界の女の子は汐で僕が朋也。あの女の子は幻想世界そのもの。
・最後に光の球が関係する。今までのループとは違い、光の球を集められていたため、朋也と汐が倒れた所で、今までと同じ場所にループしなかった。元の世界は光の形となり、汐が女の子と統合。3つの世界すべての世界が統合されたことによって、1つの新しい世界として再構築され、このエンディングを迎えることができた。だから全ての記憶が失われず、幸せなENDになれた。
こんな感じでしょうか?とりあえず簡単に。自分なりの解釈なので、間違い等はあると思いますが、ある程度納得しているので(勝手にw)よしとします^^w
この後の岡崎家の微笑ましい世界を想像すると暖かい気持ちになれますね。1期2期あわせて約50話。見てきて本当によかった!心が洗われました。風呂より命の洗濯になるアニメを見させていただきました^^
最後までお読み頂きありがとうございました!