watawata さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ぼっちの存在意義
ぼっちの存在意義について、様々な角度から描いた、ある意味問題作です。
世間一般では、社会不適合者とレッテルが、貼られやすく偏見で見られがちな、ぼっちを、独特の視点から心地良く期待を裏切るストーリー展開に好感触を持てました。
でも、良く実際の社会の環境を観察していると、この様な立ち位置の人って必ずいるんですよね。
ここからは、持論なのですが、異端者というのは社会が広くなるにつれて、必要な存在だとも考えています。
簡単な例を出すと、ある会社で運営方針が展開された際に、所属する社員が全員一致で従う事は、ある種異常な状態です。まあ、会社の規模、職種にもよりますがね。
異端者が逆のベクトルを引っ張ることにより、運営方針自体を小回りが効く様に修正出来るのが、正常な状態だと考えています。
っと、話はかなりそれてしまいましたが、言いたい事は、様々な人種がいて社会が成り立っている以上、個々に存在意義があるのではないのかなと、思います。