もぐりん。 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
干からびたジジイの甘言に乗るほどこの大友!枯れてはおりませぬ!
ラノベ原作 未読 監督:金崎貴臣 さん 全24話
キャラデザ:渡辺敦子さん 製作:エイトビット
陰陽道を司る由緒正しい家柄である土御門家の宗家と分家、その分家に生まれながら
陰陽師への才に恵まれずその道を諦めていた【土御門 春虎】が本作の主人公。
本家に生まれ、春虎とは対照的に才能にも恵まれているが人知れず努力家、伝説の
陰陽師である土御門夜光の転生と言われている【土御門 夏目】がメインヒロイン。
陰陽道が科学的にも解明が進んでいて、国民に広く知れ渡り、又、陰陽道を行使した
犯罪が起こるために国が陰陽道を軸にした特務機関を設置したり陰陽師を育成する
ための学校などが存在する世界のお話。
ジャンルは、異能力学園バトルファンタジー +ラブコメ
【完走後の感想】
この作品、1話の展開がスピーディーで前半日常パートで後半最初はラブコメそして
後半ラストは陰陽バトルと駆け足でしたがシナリオが良くて物語に引き込まれました
1話から登場するキャラは、春虎に夏目、春虎の幼なじみの阿刀 冬児と春虎の親友?の
北斗の4人、各キャラも魅力的で終盤までこのメンバーで進むと思っていました・・
が・・・
{netabare}
2話では、後に仲間として行動を共にする大連寺 鈴鹿との戦いで春虎を庇って・・
て言うか大連寺からすると誤って北斗を殺してしまいます、それだけでもショックなのに
しかも北斗は誰かが操っていた【式神】だったと言う衝撃( ̄Д ̄;;
物語の序盤でメインキャラだと思っていた北斗のまさかの衝撃的展開にいきなり涙腺が
緩みました、号泣です(T T)
{/netabare}
その後は陰陽塾への入学と同時に学園ラブコメの日常パートへ突入し、所処に
イベントが挿入される感じかな?
後半になると本格的な陰陽師バトルパートになり、良く動くアクションが品質の良い
CGや作画もあって、どのアクションもなかなかの見応えです!!
特に#14中盤からの蘆屋 道満と大友 陣先生との陰陽バトルは緊張感やスピード感、
迫力があり見応えバッチリ!カッコよかったです(´▽`) それまでは曲者臭のする
言動はあるものの動きがなかったので彼のこの回は記憶に残りました(>д<)ゝ
関西訛りのあるセリフも親しみがありキャラクターに合っていて良かった!
陰陽バトル物としては突出した出来だと思いますww
ただし・・ 陰陽に司る用語や作法等にはなにも触れていないので専門的な言動が多く
イマイチ理解不能、難解な点が多いのは気になりました、説明不足です、軽くでも良いので
少しその辺りに触れてもらえればより一層深くストーリーに入り込めたと思いましたw
とは言っても陰陽の世界を簡潔に説明するのも難しいとは思いますが(;^_^A
ラストにかけては更に衝撃的なシナリオが用意されていましたが、春虎の覚醒までのプロセス
は良いとして、夏目をなぜあの結末にしたのか? あのラストはボク的には残念でした(´・ω・`)
あれは伏線ですかね?2期を匂わせている? ご都合主義の無理やりハッピーエンド感は
否めませんでしたが、2期があるなら必ず観ます^^
追記: 北斗とか夏目とか女性キャラのデザインは皆可愛くて好み♪ その中でも一推しは
春虎の式神の【コン】ですねw 妖狐ですが幼女の姿でケモミミにもふもふの尻尾がカワイイ(//∇//)
ラストでは封印を解いて本来の姿に戻りましたが・・ ちっちゃい姿の方が良かったよ(´・ω・`)