もぐりん。 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「いいお兄ちゃん・・いただきました♪」
ラノベ原作 未読 監督:石立太一さん キャラデザ:門脇未来さん
製作:京都アニメーション 全12話
「妖夢」と呼ばれる人に害する存在を「異界士」と呼ばれる異能の力を持つ人間が
討伐し、妖夢を倒した後に生成される妖夢石を換金するといった社会システムが
確立した世界のお話、ジャンルはダークファンタジー。
血を操る一族の生き残りで最強の異界士なれど万年貧乏、盆栽が趣味の天然ドジっ娘で
メガネっ娘、【栗山 未来】が本作のメインヒロイン そして、人間と妖夢のハーフ、
鋭いツッコミ属性で不死身の体を持つメガネフェチの【神原 秋人】が本作の主人公。
他は秋人の友人で重度のシスコン、だけどなんだかとってもクールでカッコよく
見える異界士の【名瀬 博臣】や、同じく異界士でその妹の【名瀬 美月】などなどw
作画は京アニらしいと言えるもので、劇場版のようなクオリティ、キャラも背景も
素晴らしいですw 液体である血液が刀に性質変化する様や空気と言うか空間の
表現が秀逸! 淡い感じだがしっかりと主張しつつもくどくない色彩、細部まで
書き込まれた背景、静止画もほとんど使わずにカットごとぬるぬる良く動いて切れの
あるアクションシーン、さすが!京都アニメーション!!
ストーリーはシリアスメインと言うより、ギャグパートにシリアスパートが混じってる
感じかな(;^_^A ギャグのセンスは良かった!面白かった!! 特に6話のギャグ回
は最高に面白かったですwww でも、この作品、やっぱりシリアスパートメインで
推した方が良かったような気がします、そのくらい良いストーリーだったと思います。
しかし、シリアスやギャグ、そしてラブコメとかも詰め込んで12話1クールで収めるには
このお話は大分短かった気がします、最終の2話の展開は明らかに急展開で、2クールで
しっかり下地を作って、徐々に盛り上がっていったほうがあのラストが映えた気がしますw
短いやら、いろいろ詰め込みすぎて印象が薄くなってしまったのが残念でした(´・ω・`)
と、言いつつ12話は良かったです、ホロっときました^^ なぜ栗山未来が復活
出来たのか?とかいろいろ不自然で不明な感はありますが良く纏めたと思います(´▽`)
ラストの未来の笑顔が特に印象的で素敵でした^^
2期があるなら必ず見ます(´・ω・)キリッ
OP: 「境界の彼方」 作詞・畑 亜貴
作曲/編曲・菊田 大介 歌・芽原 実里
列車の中から外をみている未来を車外から映している映像で、雨の水滴が流れる窓を
外から、中の未来へとピントがズームしていく様子が自然で作画の良さもあって
掴みはバッチリでした(笑)
ラストのEDに繋がるシーンも曲のイメージにすごく合っていて良かったですww