roro-k さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
虎の尾を踏む?レビュー....。
言語道断、鬼畜、人非人、ロ〇コン,等々。
まあ、ありとあらゆる誹(そし)りを受けて有り余る内容ですよネ、コレ。
{netabare}このおはなしは、”公社”と呼ばれる某イタリヤの行政関連組織が 犯罪、事故、疾病等で瀕死となった少女達の肉体に強化&改造を施し、さらに“条件付け”と呼ばれる記憶の書き換えを行い、義体(ギタイ)と呼称される特殊諜報員としての 彼女達に 暗殺、警護、対抗組織の殲滅等の任務をあたえていく という内容です。{/netabare}
だいたい、少女の殺し屋って相手が初見ならともかく(相手が認識してないなら最初だけは油断するということ)ほぼ設定に意味があるとは思えません。
「趣味か?趣味なのか?」 こんなんTVでながしてイイんかい?
さすがに作品にたいして倫理的ハードルが低い(これは決して自慢にはならナイ)ワタシもこれには引きました、ドン引きしましたー。
しかし、そこはソレ“キワモノ見たさ”が倫理観をたやすくねじ伏せての視聴と相成りました。
ネタバレ等は控えたいので簡潔に感想を言うとすれば、
「コレは、まいりました。 投降しまッさかい、撃たんといてヤ~!」 ですか....ネ。
内容は 抑制的演出でシリアスです。少女達は冷徹で可憐で一途(コレは複雑ですけどネ..)です。当然のことながら銃撃、暗殺などのバイオレンスシーンも若干あります(表現はクールですが)。
今回ばかりはワタシも 「面白いから観て下さいネ。」などとは 言えません(内容と設定が前記のとおりですからネ)。で す が、
まちがいなく、 「秀作です。」 とだけは言いきれます、そんな作品でした。