「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションIII 運命の業火(OVA)」

総合得点
60.2
感想・評価
39
棚に入れた
314
ランキング
5974
★★★★☆ 3.6 (39)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「総集編」4部作の3作目。

前作「機動戦士ガンダムSEED」と同様、総集編が製作された。
全編新たにアフレコや新作カットが追加されている。
アスランの視点で全体の話を4部作として製作されている。

アスランの視点でという部分が活きて本編序盤に感じたシン
のフラストレーション全開の嫌なイメージが減ってる感じ。
※私的に凄くシンが嫌いなので余計感じるのかもしれない。
アプローチの違いでシンの心理状態も理解しやすく感じる。

Ⅱでも要所でアスラン推しのイメージが濃く出ているけど
殆ど違和感を感じないのと、キラとの関係性もストレート
に解りやすくなった感じ。若干不足気味の繋ぎの映像も・・
全話視聴済みだと脳内補填で気にならないが、逆に言うと
総集編だけ視てSEEDシリーズを総合評価判断する人は先ず
居ないだろう・・っと信じたい・・なんて思う。
やはりあくまで総集編で映画ではない。

シンの苛々するシーンもアスランの視点で、こういう奴も
居た・・と思う範囲だと納得・・若干気の毒にも思う。
やはり本編はシンを過剰に演出し過ぎた気がしてならない。

後発なのでSEEDの画質よりキャラが安定してる印象も在る。
記憶に新しいせいか?台詞が一部違ってる部分を感じた。
あくまで大幅カットによる印象の補填や雰囲気的なもの。
SEEDのスペシャルエディションより上下の違和感が減った。
※SEEDの方はキャラUP等で画角的に厳しいカットもあった。

映画という程綺麗に纏まってはいないので、当然4部視ない
と中途半端で各話のラストはそこそこの区切りという感じ。

音楽は一部何故?という変更等も感じた場所がある。
商業的に手抜きと思われたくない強引な挿入にも感じた。


スペシャルエディション 砕かれた世界
<PHASE-01 - PHASE-13> 前半2006年5月1日
後半2006年5月2日放映(DVD発売時期:2006年5月)

スペシャルエディションII それぞれの剣
<PHASE-14 - PHASE-28> 2006年7月30日放映
(DVD発売時期:2006年8月)

スペシャルエディションIII 運命の業火
<PHASE-29 - PHASE-42> 2006年10月8日放映
(DVD発売時期:2006年11月)

スペシャルエディション完結編 自由の代償
<PHASE-43 - FINAL PLUS> 2007年1月7日放映
(DVD発売時期:2007年2月)

評価はSEED全話視聴済みなので初見で視ると違うと思う。
ガンダムシリーズを視たこと有れば普通にOVAかなって感じ
で多少設定や世界観の補足説明が足りないな程度の内容?

改めて・・私はシンがガンダム史上最も嫌いである!
正直もっとシンの出番が少なくても良いと思うくらい。

歪んだ軍人として極端に鬱屈して演出される敵キャラ並に
不快な登場人物だった・・そういう意味ではエディション
の方の序盤の流れ的にだいぶ印象が違って見易い。

投稿 : 2013/10/17
閲覧 : 377
サンキュー:

2

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