にゃんた さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
結構アツイ供給過多の露出アニメ
~作品の総評~
基本はオッパイとパンツを見せるアニメ。
そこにバトル+ハーレムラブコメ(女性ヒーローに守られる男性ヒロインが主人公)を加えるという、ファストフード店の定番メニューのような作品。頭と体力を使わずに、気楽に観られる。
思わずツッコミを入れたくなるような不自然なプロポーションと服装、カメラアングル、シチュエーションのオンパレードにもかかわらず、誰もツッコミを入れないし、笑ったりしない。登場人物達はいたって真面目に生きている。
・・・それがものすごく滑稽で可笑しい。そこにツッコミを入れつつ、肩の力を抜いて楽しむのが良いかと。
ただ、バトルについては、テンプレでありつつも、先が読めずにハラハラする展開もあって、意外とアツイ。
(どこかで見たような雰囲気の)人類の敵との戦いという背景を持たせつつ、組織内の人間同士の勢力争いがメインになる。それぞれが持つ過去のトラウマ等も上手く織り交ぜながら、一応のクオリティの人間ドラマも展開される。『クレイモア』との類似性を指摘する方も多いようだが、なるほどその通りかもしれない。
個人的には、そのアツさによって最後まで視聴できた。
~露出について~
オッパイにもパンツにも、需要と供給がある。
あまり供給されないからこそ価値が高まるのであって、供給過多では価値が低くなる。
あまりにも大安売りされると、「お、おう・・・」となってしまう。
この点、フリージングは相当な供給過多である(ただしTV放送版は規制だらけ)。
最初に書いたように、そもそもこの作品がオッパイとパンツを見せるアニメなので、これはこれで良いのだろうが、1人くらいは(普段は)露出の無いキャラを作って欲しかった。
そんなキャラが一瞬だけ露出してしまうようなシチュエーションがあったら、最高にエロいと思うのだが。
もっとも、円盤がそこそこ売れたようで、2期も制作され放送されている。
その意味では、こういう露出全開アニメはまだまだ供給過多ではないということらしい。