りんのす さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
R18版感想
上映期間が合わず、ほとんどの劇場では終わっている中、唯一レイトのR18版だけがやってたので、R18版についての感想です。
{netabare}2部のドルドレイで既にグリフィスとシャルロットのシーンはあったし、原作ではキャスカとガッツ、グリフィスのシーンは普通に出てくるのでそこまで驚かなかったが、内容より、そっちに重きを置かれているようにも見受けられた。
特にフェムトとキャスカのシーンは長い。
まぁ、エロダークファンタジーだし、そこが持ち味でもあるから仕方ないんだけど、15版見てないから分からないけど、間延びしてないのかなとも思った。
それに、2部の方がエロさだけでいうとエロかったし、なんか長いだけの印象。{/netabare}
ベルセルクの中でも1番盛り上がるといっても過言ではない黄金時代編のクライマックスなので、見ているだけなのになぜか力が入ってたし、見終わって映画館出たときはかるく欝になった。
声優さんの演技は、やっぱりガッツが叫ぶシーンが気になってしまったが、1部、2部よりは気にならなかった。
原作を読んでいかないと、シラットや、パックが出てきたところは必要?と感じてしまうと思う。
あと、個人的に原作を読んで、話の流れ上そうなるのが自然なのが分かっていても、{netabare}今回のガッツ、キャスカが結ばれるのはキャスカなんで落ちたん?と疑問に思った。 {/netabare}
原作読んでも思ったが、やっぱりキャスカはただの女だったたんだなぁと、しみじみ思うお話の展開。
個人的に今作は、グリフィス奪還部分が一番良かった。
蝕~蝕後、モブ達がやられていくところやゴットハンドたちのシーンは思ったより軽い印象を受けた(ドスンと絶望感や恐怖が感じられなかった)が、主要面子が足掻く暇もなく惨殺されていくところは、あっけなくもあったがそれが逆に良かったと思う。