roro-k さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ひとまずシメ。 お腹いっぱい....
と、いうことで旧劇場版であるこの作品でEVAシリーズはとりあえず〆でございマス。
だって新劇場版 序と破については「クオリティが高いですネ。」と、いう感想しかワタシは言えないですし、Qに関しては「?!?!」ですからねェー。ですから、新劇場版は完結しないかぎりレビューしたくありません。
さて、それではまず「Air」について.....
コレは、申し分なくオモシロかったです。人が死にます、戦闘は残酷でグロテスクです。でも、EVAの劇場版ならそんな表現で描かれるのは容易に想像できました。ただ、弐号機のパイロットの方はやはり“カワイソウ”でしたよネ。せっかくの見せ場のあとがアレではネェ。ほんと、スタッフはファンの神経を逆撫でするのがダイスキですよネー(でも、ワタシ的には白塗りのエイリアンがニタ~と笑ったような顔をした量産機がやはりキモカワイくてツボでした)。しっかし、ここまで主人公が成長しない、できない、させない、アニメは珍しいですよネ~。と、気を使ってワタシなりの主人公補正(どこがジャ!!)をかけながら「Air」の感想は終了します。いやー、実際、「オモシロカッタ」くらいしか思いつく言葉はナイですしネ~。
で、「まごころを、君に」ですが....
コレに関しては、ワタシ、興味がないのですよ。
そもそもこの世界に「神」は存在するんですカ?まあ、リリスのリリンのって言ってるくらいですからまずは「神在りき」なのでしょうけど、ソレってやつぱりワタシには“ファンタジーの世界”なのですよネ。「人類補完計画」にしたって正直 目指すものが何なのか全く理解できません。”神の摂理とはヒトが創造した宇宙的ルール”みたく考えてしまうワタシみたいな人間にはなじめないオハナシでした。
さて、演出的にはというと、今度は「スケジュールが」とか「予算が」とかの言い訳は通用しませんよネ。だから、監督が創りたいものを作ったらこうなりました。と、ゆうことですネ。ワカリマシタ、わたしはキライじゃあないです。こうゆう実験映画的な演出(少し青臭く感じましたが)。
それと、またファンに嫌がらせですか?ラストのアノ一言は(ワタシはおもわず笑っちゃいましたけど...)。 そんなお客さんに媚びない気質もいまだにこの監督さんが支持され続ける 理由 なのかもしれません。