じぇりー さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
一話から徐々に右肩下がりで、ラストでチョット盛り返す的な
なぜ成分タグに「ギャグ」が含まれていないのだろうかと不思議に思うくらい、「オカルト」とやや不気味なタイトルを冠した作品の割に、テイストは軽い。
ただ…というか、だからというか、ストーリーや設定の作りこみが、何とも浅い印象。
「オカルト好きな人が、超常現象とか謎の生物みたいなのを描きたくて、趣味で作っちゃった作品なのカナ?」と思えるくらい、物語そのものは回を追うごとに薄っぺらさを呈してくる。
特に終盤は、{netabare}ラスボス的に魔女が登場することで、もはやファンタジー作品と化 {/netabare}してしまい、オカルト感はどこへやら。ラストに「どんでん返し」があったものの、私としては中だるみを吹き飛ばすほどの威力は感じなかった。
オカルト雑誌「ムー」の監修を受けた作品とのことなので、その手の描写はおそらく忠実なはず。なので、オカルト好きな方にはお勧め、といったところか。