ポケモンマスター！ さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない、笑顔にさせる仕事なの！

～ストーリー～
生徒数の減少により、廃校の危機に陥る『音ノ木坂学院』。
なんとか入学希望者を増やし、母校を存続させるために今話題のスクールアイドル活動を始める！

～感想等～
「アイドルマ◯ターのパクリ！？」と巷で噂のこの作品・・・

私もそんな先入観を持ったまま視聴したわけですが、これはこれでありだと思いました♪

私はどっちも好きです（*^_^*）

1話のつかみはよく、純粋に青春と歌を楽しむアニメとして観れました。

ただ、とても気になったのが声優さんの演技の残念ぶりですm(__)m

一部だと思うのですが、棒読みやあまりの演技の下手さにおかしくなってるシーン、もしくはおかしなキャラが数名いますｗｗ

ほんとに一部の方だけだと思うんですけどね＞＜

元気いっぱいの主人公はテンプレ過ぎると思っていましたが、ただの設定で終わることなく、キャラの掘り下げによって大いに納得できるものだと感じました。

{netabare}
6話でのセンター（リーダー）決定のお話。

「なんにもとらわれないで一番やりたいこと、一番おもしろそうなものにひるまずまっすぐ向かっていく・・・
それはほのかにしかないものなのかもしれません。」

うみちゃんのこの台詞によって、テンプレの元気いっぱい主人公に意味を持たせることができていたと感じました＾＾
{/netabare}

テンプレ主人公は終盤にかけて、少しずつ成長していきます。

こういう主人公の葛藤は私的には大好物ですね♪

{netabare}
自分のせいで周りのみんなが苦労してることを実感し、まわりをみるということを覚えるようになっていく。

ただ明るいだけじゃない、こういうまわりを見ることのできる明るい人間は大好きですよ（*^_^*）

そして、こういう葛藤があったからこそ、ほのかが間違った選択（スクールアイドルをやめることの宣言）をしたときにうみちゃんが放ったビンタ・・・
それぞれの思いやりが涙を誘いました(´；ω；｀)ｳｯ…
{/netabare}

音楽を楽しむためにこの作品を視聴したのですが、思いの外、物語やキャラにも惹かれました。

{netabare}
～3話での初ライブ！～
どうせ満員だと思っていたので、ガランとした会場を目の当たりにしたときは驚きましたねｗ

驚きの展開にしてやられましたね・・・

しかし、ここでのラストシーン。

生徒会長「どうするつもり？これ以上続けても意味があるとは思えないけど・・・」

ほのか「やりたいからです！」

この台詞を聞いた時は、「あぁ、とうとう本音言ったな。廃校阻止はいい訳じゃないかｗ」と思い、私の中では少し評価を下げました。

しかししかし・・・

物語終盤で、「理由なんて必要ない。やりたいからやるんだ！」と、この台詞を聞いた時、今度は言い訳ではなく胸に響く言葉となりました。

仲間と触れ合うことによってきっと彼女の中で、『廃校を阻止するため。』→『スクールアイドルとして活躍すること。』に目標が変わったんだと思い、感動しました！
{/netabare}

夢に向かってがんばる姿は美しいですね☆彡

2期も制作決定されているそうなので、乞うご期待！！