wjk_anima さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
舞蹴流・酸出瑠 「動機と結果 どちらが大切?」 H薄熱教室 ☆自分の動機に注意 ★道徳性の最高原理
ヤッバぃわぁ~、めっちゃ笑ケル・ジャクソンっす!w
主人公のノリツッコミ、大好物っすワァ~
ジャンル: ギャグ & ラブ米 との事ですが、様々なエッセンスからィンスパイァされてぉり、
かなり良ぃトコつぃて来るなぁ…, マジ吹ぃたわぁ~ ワロス ワロスーww
どってん解明~ 逆立ちー って、どんだけぇ~ww
【 概要 】
『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』(おれののうないせんたくしが、がくえんラブコメをぜんりょくでじゃましている)は、春日部タケルによる日本のライトノベル作品。イラストはユキヲが担当。角川スニーカー文庫より刊行。略称は「のうコメ」。アニメ化企画進行中。
オンラインコミックマガジン「ファミ通コミッククリア」にてコミカライズ作品(執筆は一葵さやか)が連載中。
【 ストーリー 】
茨城県水戸市が舞台。高校生の主人公、甘草奏は「絶対選択肢」と自ら名づけた望まない能力のせいで、変態じみた行動を余儀なくされる日々を送っていた。そのせいで容姿はいいのに全くモテず、惨憺たる学園生活を送っていた。しかし、ある日「絶対選択肢」を捨てる鍵を握る存在・ショコラと出会い、選択肢に振り回されながらもアクションを起こしていく。それは一方で、彼を表す「お断り5」なる不名誉な称号にもかかわらず、少なからず彼に好意を寄せるヒロイン達や、ショコラを取り巻く超人間的な存在の思惑も巻き込んだ一大騒動記の幕開けでもあった。
【 用語 & 設定 】
◆晴光学園(せいこうがくえん)
奏達の通う私立のマンモス共学校で、一学年十五クラスを擁する。一年に二回人気投票(ミス・ミスターコンテストのようなもの)が行われ、その存在は一般生徒にも広く知られている。
◆表ランキング(おもてランキング)
主人公の通う晴光学園で、全校生徒からの人気・話題でトップまたはそれに次ぐ地位にいる生徒達。文字通りの美少女・美男子で、彼または彼女達を慕っているファンも多い。
◆お断り5(おことわりファイブ)
主人公の通う晴光学園で、「行動や性格が問題で恋愛対象にならない」と判断された残念な美少女・美男子のトップ5人。小凪らが名を載せる表の人気投票に対し、裏ランキングと目される。現在在籍しているのは男4名、女5名の計9人。
◆絶対選択肢(ぜったいせんたくし)
日常生活の様々な場面で頭の中に否応なしに浮かぶ。「選択」という言葉を含むものの、実質的に、衆人環視の中でのエグい下ネタや奇声、嫌悪感を催すイベントの発生を強要するものである。他人に選択肢の存在を知られることはなく、選択を行わない限り消えることはない。その場合、この能力の保有者は激しい頭痛に襲われることとなる。 例1「①美少女が空から落ちてくる②権藤大子さん(49)が空から落ちてくる」……一見物理的に不可能に見えるが、選べば必ずどちらかの事象が発生する。 例2「①『ねえ、キミのおっぱい触らせてよ、おっぱい』②『ねえ、俺のおっぱい触ってよ、おっぱい』」……このように、破廉恥なセリフを言わせたり行動を選択させる場合もあり、主に奏が周囲の人間に避けられる原因となっている。
◆ミッション
定期的に奏の携帯に届く、送信者不明の指令書。指定された時間と場所で、ある行動をとらねばならないと書かれているが、「絶対選択肢」を捨てるためには必須のことであるとされる。奏の周囲の人間は、一度でも失敗すれば死ぬまで「絶対選択肢」が消えることはないと示唆している。
★【 登場人物 】★
〔 主要人物 〕
◆甘草 奏(あまくさ かなで)
声 - 豊永利行
本作の主人公。晴光学園高校2年生。頭の中に選択肢が浮かび、如何なる内容であってもどちらかを選ばねばならない『絶対選択肢』という能力を持っている。
かなりのイケメンではあるが、『絶対選択肢』に行動を支配された結果、後述する「お断り5」の1人になってしまった。一人暮らしだったが、ショコラと同居を始め、携帯に届くミッションをクリアすることに励む生活を送っている。
実はある女性により恋愛感情を持つことができなくなってしまっているが本人は思い出せない。またこれは彼が『絶対選択肢』を持つことになってしまった原因であることが示唆されている。
◆ショコラ
声 - 佐土原かおり
本作のヒロインの1人。金髪の長髪で碧眼、スタイルも良いかなりの美少女。「絶対選択肢」に苦しむ奏を助けるために神から遣わされた神の僕。
本来は優秀であるが原因不明の記憶喪失となり、役たたずになってしまっている。日々お菓子を食べるか、奏が掘られている様をよく妄想している、所謂「腐女子」である可能性が高い。
時々衝撃を受けることで記憶が戻ることがある。記憶が戻ると、いつもとは違い少食になる、言葉遣いが達者になる、行動が大胆になる等、いつもとはかなり異なる形になる。
4巻のコスプレ大会以降、奏に対して恋愛感情を抱くようになる。
ショコラは本名ではなく初めて奏と会った時に記憶喪失で本名を忘れていたところ、奏からもらったチョコレートにちなんで自分で名づけた。名前の由来通りチョコレートが大好物であり、水着もチョコレート色を着用する。
【 晴光学園 】
〔 お断り5 〕
◆雪平 ふらの(ゆきひら ふらの)
声 - 近藤唯
本作のヒロインの1人で、お断り5の1人。2年生で奏のクラスメイト。冷徹な美少女だが、毒舌家で冷静に変態発言を繰り返す変人でもある。スレンダー体型で、自他ともに認める貧乳にコンプレックスを持つ。
しかし、毒舌家で変態発言をするというのは彼女の仮の姿であり、実は引っ込み思案で気が弱く、「可愛いもの」好きという素の姿がある。幼い頃から引っ込み思案であるが、父親の転勤を機に今までの自分を卒業、所謂「高校デビュー」をしようとした結果、あの性格になってしまったという。
週に一回学校の屋上で、一週間の自分を反省する「一人反省会」なるものを行っており、この時は素の話し方で話している。なお、この一人反省会を2回奏に目撃されており、その度に記憶を消されている。
自分の変態発言にも普通に接してくれる奏に対して恋愛感情を抱いていくが素直になれずなかなか認められなかった。しかし密秘の言葉や4巻のコスプレ大会のイベントを経て彼への恋愛感情を認める。
UOG玩具のキャラクター「しろぶたくん」が大好きでイベントに参加するほど。3巻第4章までは奏に「雪平」と名字で呼ばれていたが、4巻より「ふらの」と下の名前で呼ばれることになる。
◆遊王子 謳歌(ゆうおうじ おうか)
声 - 辻あゆみ
本作のヒロインの1人で、お断り5の1人。2年生で奏のクラスメイト。大企業UOGの社長の娘。
快活で自由奔放な美少女。小柄なダイナマイトボディの持ち主でもある。お断り5入りしていることは、特に気にしていない模様。
どこか子供のような行動・言動をする。運動能力はずば抜けており、春麗のスピニングバードキックを途中で静止したような格好になることも出来るらしい。いつも快活で強気な反面、怖い物全般が苦手で、お化け屋敷などが大の苦手である。また、奏をわざと性的に挑発・誘惑したりもするが、実際にハプニングなどで奏にパンツを見られてしまったりすると、途端に恥ずかしがってパニックに陥り逃げ出してしまう。
柔風小凪とは友人関係。子供のように無邪気で、あまり、恋愛を意識していなかったが、ある一件で、奏のことを、恋愛対象として意識するようになる。
3巻のエピローグより「謳歌」と下の名前で呼ばれる。なお、謳歌も奏のことを「奏っち」と呼ぶようになる。
◆夢島 カラス(ゆめしま カラス)
お断り5の1人。3年生の男子生徒。お断り5の中でも屈指の変人と呼ばれる。顔に包帯を巻いており、素顔を隠している。表ランキングとお断り5の対決の際のメンバーに選ばれるが、実際の対決に移る前の自己紹介のパフォーマンスで自爆・怪我をしてしまい、棄権となった。
◆密 秘(ひそか ひめる)
お断り5の1人。3年生の女子生徒。茶髪のロングで垂れ目、かなりの巨乳である。どこか中性的な話し方をする。
恋愛クラッシャーの異名を持つが、秘本人に他人の恋愛を壊してやろうという意思はない。恋愛というものがただ好きなだけであり、「この人が恋をしている表情を見たい」と思うと勝手に体が動いてしまうらしい。放送禁止用語レベルのことを普通に話す。本人曰く「全身が猥褻物」。
【 表ランキング勢 】
◆黒白院 清羅(こくびゃくいん せいら)
声 - 五十嵐裕美
3年生の女子生徒。女子の人気投票1位のカリスマで、晴光学園の生徒会長。奏に対して、絶対選択肢や神の存在と、その鍵を知っているかのような謎の行動をとったり、周りには奏と付き合っているように振る舞ったりと、幻惑的な性格を見せている。
4巻にて明かされることになるが、正体はショコラと同じく神の僕(ただしその神はショコラの仕え先とは異なる。詳しくは後述)。
◆麗華堂 絢女(れいかどう あやめ)
声 - 松嵜麗
2年生の女子生徒。ドS気質で、高いプライドを持つ女王様キャラ。女子の人気投票では5位。凄まじい巨乳の持ち主だが、秘密裏に整形したものと奏に悟られている(胸にシリコンを入れており、周囲には秘密にしている)。またプライドの高いキャラも本来の性格ではなく、好意を寄せる幼馴染の好む容姿とキャラに合わせて作ったものである。
◆柔風 小凪(やわかぜ こなぎ)
声 - 味里
2年生の女子生徒。女子の人気投票で3位を獲る容姿と、温厚・柔和な性格を兼ね備えたアイドル的な存在。男子からの人気が高く、親衛隊的なものも存在する。
◆獅子守 想牙(ししもり そうが)
3年生の男子生徒。男子の人気投票で堂々の1位に君臨するイケメン。生徒会の副会長を務めている。なお、妹が5人もおり、家では苦労しているらしい。
◆吉原 桃夜(よしわら とうや)
1年生の男子生徒。正確にはまだ表ランキング入りをしていないが、次期表ランキングの有力者と目されている。本人はかなりの女好きで、表ランキングとお断り5の対決では、表ランキング勢の助っ人として参加した。
【 その他生徒・教師 】
◆箱庭 ゆらぎ(はこにわ ゆらぎ)
声 - 大空直美
奏の幼馴染。晴光学園に編入してきた女子生徒。「妹」であることに絶対的な存在価値を見出し、周りの全ての人間を「姉・兄」のように扱う性癖の持ち主。奏に対しても例外でなく、変態的な「妹」としての好意を押し付ける。表ランキングとお断り5の対決では、お断り5の助っ人として奏達に協力した。
◆道楽 宴(どうらく うたげ)
声 - 矢島晶子
奏のクラスの担任で、『絶対選択肢』を持っていた過去から奏の事情を知っている貴重な存在。極道のようなガラの悪いしゃべり方を好む。実年齢は29歳という三十路間近ながら、容姿は小学生かと思うほど非常に幼く(服装も子供っぽい)、本人もそれを気にしている。そのため、奏が容姿や結婚などのマズい話題に触れると激怒する。
【 家族関係 】
◆甘草 虎児郎(あまくさ こじろう)
天草奏の父親。常にボケ体質で、奏との電話の最中でもくだらない会話を繰り広げる。妻との仲は良く、人目もはばからず二人でイチャイチャしている。
◆甘草 調(あまくさ しらべ)
甘草奏の母親。夫の虎児郎に輪を掛けたボケ体質で、しかもそのボケはかなりつまらないため、奏も辟易している。
◆雪平 るもい(ゆきひら るもい)
雪平ふらのの母親。ふらのとそっくりであるらしいが、巨乳。かなりの毒舌家である。娘のふらのや夫の大地にも毒舌(もちろん冗談であるが)で話す。大地にはベタ惚れの様子で、たまにデレる。ふらのの理想の夫婦像らしい。
◆雪平 大地(ゆきひら だいち)
雪平ふらのの父親。下ネタが大好きであるらしく、妻であるるもいや娘のふらのにも常日頃から下ネタを話すが、るもいに対する愛の言葉は直球で、毒舌家のるもいをデレさせてしまうほど。
◆遊王子 謳真(ゆうおうじ おうま)
遊王子謳歌の父親。大企業UOGの社長。謳歌と同じく、ずば抜けた運動能力を持つ。
【 その他 】
◆窓辺 みちる(まどべ みちる)
奏が3年前(中学生時代)に両親と旅行をした際に利用した、アラブルトラベルのバスツアーのガイド。常にテンションが高い。
◆天上 空(あまがみ そら)
3年前の旅行(バスツアー)の際に奏が出会った少女。奏の初恋の相手。
◆神(かみ)
数多く存在する平行世界の中で、奏達のいる世界の担当になった八百万の神のうちの1柱であり、しばしば奏と連絡を取っている。ただし事情を深く知るわけではなく、性格は適当・不真面目・軽薄そのもの。なお、この神とは別に、本作には「奏の世界を一代前に担当し、神同士の関係のこじれから消息を絶っている神」と「奏が絶対選択肢を持つ原因であり、恋愛を司るが同じく消息を絶っている神」の存在が確認されている。前者が遣わしているのがショコラであり、後者が遣わしているのは黒白院清羅である。
★ TVアニメ:2013年10月より、サンテレビ、チバテレ、TOKYO MXほかにて放送予定。ナレーションは中田譲治が担当する。★
《 主題歌 》
◆オープニングテーマ「 S・M・L☆ 」 歌 - アフィリア・サーガ
◆エンディングテーマ「 太陽と月のCROSS 」 歌 - TWO-FORMULA(佐土原かおり&藏合紗恵子)
《 スタッフ 》
●原作 - 春日部タケル(角川スニーカー文庫刊)
●監督 - 稲垣隆行
●シリーズ構成 - 金杉弘子
●キャラクター原案 - ユキヲ
●キャラクターデザイン・総作画監督 - 齊田博之
●キーアニメーター - 野田康行、原由美子
●美術監督 - 阿部行夫
●背景 - じゃっく
●カラーコーディネイト - 上村修司
●撮影監督 - 伊藤康行
●編集 - 岡祐司
●音響監督 - 山口貴之
●音響制作 - ダックスプロダクション
●音楽制作 - MAGES.
●アニメーション制作 - ディオメディア
●製作 - のうコメ製作委員会