退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
心ここに在り
「アヤカシ」とは、日本の海上の妖怪や怪異の総称。本作品では妖怪全般の事を指している。妖怪とは科学では説明がつかない事象やその事象を引き起こした存在を示す。
「アヤカシ」、妖怪、怪異、物の怪(もののけ)、魔物
色々呼び名はあるにせよ、古き日本の信仰心から言い伝えられたものだ。忌み嫌われる存在であり、崇められる存在でもある。
この作品を見終わって考えた事が一つ。「アヤカシ」の心について。何故彼らは心豊かで身近な存在を思い自分を犠牲にするんだろうか?「人間らしい」という言葉があるがこの作品では言葉が当てはまるのはむしろ人ではなく「アヤカシ」のほうだ。(夏目にもにゃんこ先生にも無論人間らしさはあるがニャンコ先生は猫ですらないw)
wikipediaでこんな一文があったので抜粋する
現在では妖怪の存在の実証はされておらず、科学が未発達だった時代の呪術的思考の産物や迷信とされるが、日本人の心や思考のあり方を表す一つの事柄でもある。
「アヤカシ」の存在そのものが心の在り方だったんだ
今一度昔を知るじいちゃんとばあちゃんに聞いて見よう
考え方や心の在り方を
それこそが「アヤカシ」の存在そのものだ
話は変わるが中孝介の声を聴くと心慌意乱のさまは何処へやら、清々しい気持ちになります。でもそのEDに行く前に大体泣かされてるんですがねw