退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
のんびりと歌うから のん気な風吹いた(全12話)
総評
うん。のんびり出来てよかったよね。
背景の書き込みも、丁寧なんだけど丁度いい空間の残る生活感のある描き込みでした。
途中百合っぽいニュアンスが染み出した辺りは、百合嫌いじゃないけどそういう目的でコレを観てるわけじゃないから、そのパターンの笑いばかりになると停滞するかなぁと心配したのですが。
オープニングで表される「季節がまためぐっても」の通りに、子供たちの日々の過ごし方を季節感をふんだんに取り入れて描くスタンスが明確で、滞りなく一年を過ごすのを見守ることができました。
時折、落語のようなピタゴラスイッチのような技のあるお話もあり。それも説明的なこともあまりなくサラッと観られるところがスマートでした。
れんちょんの口ずさむ変な歌、おもしろかったですね。子供って時に不思議な壮絶な唄をうたうことありますね。
駄菓子屋がいい奴でしたなぁ。
子供でなく大人の部類にも入り切らない保護者としてれんちょん達に接する、いい距離感。
また見返したいです。
各話レビュー(7話まで)
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田舎の時間感覚がうまくでてる。
リアルな子供の面白さとは違うけど、コメディと、スッと引いて景色を見せるシーンとが落ち着くバランス。にいちゃんはこの先ずっとあんな端っこ扱いか?
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2話
東京娘と駄菓子屋へ。目の前に拡がるジャンクな細々とした品を選ばず、クーラーに入ってる冷凍アイスでもなく、お店で作るかき氷、今この時しか作れないかき氷を選ぶとは…、都会っ子の早熟さゆえか!おそろしい子…!
かき氷って、抹茶でも甘ったる〜い印象だけどな。
本格派なのかしら。
お姉さんスタイルにしてみたがために。東京娘のお姉さん力がぶっちぎりすぎて。雰囲気ちがうとワカラナイ。顔覚えてるようでミワケラレナイ。ワカル気がする…。なぜか相手はおぼえてるんだ。
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3話
おにぎり、ラップでギュッじゃなくて、ちゃんと濡れ手で握っててエライ子。具も豪華。たべたくなる。
田植え。そりゃあ機械が早いや先生。でもやっとくといい。
裸足だと、泥にはまらなくて動きやすいよ。
怖いテレビみたら…ってなんて古今ありがちなネタを。
ちょっと退屈だった。
妹が魂の存在について考え出すとこは面白かったけどすぐ終了に。
家出先のすみかが快適そう。
猫のシャーッがなぜか笑いを誘う。
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4話
「なまえは おしお」
にひきいるから いっぴきは まなぶ もういっぴきは コータロー
道路の側溝の枠から背伸びして生える雑草、がちゃんと揺れている描写がキレイ。
歩けばどんどん、当たり前のように、今まで映ってなかった新しい景色が描かれるんだなあ。
そして、台所のテーブルクロスがビニールな、田舎あるある感。
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5話
東京で郊外の住宅地には野菜の無人販売所あったような。私の住んでるとこの田舎は無人のが逆にあまりない。野菜は自分とこので充分な人達が多いから。あとは有人の農産物販売所に集結してワイワイやってるね。
湯のみに牛乳つぐの、あるある…。
身長の話は、かわいいような心配なような。
センセー、ちょいいじわる。「トモダチとして来てる」からいいのか。
ねえちゃん、健康なら全てがよろしい年頃ですよ。よしよし
うどん食べたくなった。作ろう…
(作った)
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6話
母ちゃんに怒られると「あさりちゃん」みたいなノリになるな。
それにしてもお家、大きくて立派できれい。草むしりもしてある。お母さん掃除大変だろうな。案外寡黙な兄ちゃんがやってくれてるのかな。
こまぐるみ…
その「好き」は…
よくわからん…性的には見えないし。
芸能人的な好きなのかな?動物かわいい、とか。
みんなに温かく解釈されてよかったね。タンスが開くとわたモテ的な引きになっちゃうかとヒヤヒヤしたよ。
コンクリの電信柱にとまるセミ…器用だな
7話
兄ちゃんが珍しく画面の真ん中に、それも1人で写り出したと思ったら
異様な手先の職人芸を見せた。
寡黙さの裏を顔を垣間見せられた。
こまふぃぎやを作ってほたるんに差し上げたらいかがだ。
うさぎトラップ。
なんだあの知能高いウサギ。
ラスカルくらい賢いぞ。
おちのまとめが落語のようにスッキリでした。
駄菓子屋ふたたび。
駄菓子屋の暇そうなねーちゃん、いい人だね。
こうやって生暖かく子供を見守ってくれる半大人がいると、子供も居心地いいよね。
大げさにお礼を言わない母ちゃんの自然体もいいな。