DOLLmimoza さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
幽霊らしくない幽霊・めんま-「あの花とは涙腺崩壊青春アニメ」-
原作もないし、何の予備知識もないまま発売当時に
全話DVDを見ました。1話の冒頭、じんたんがブツクサ
言いながらゲームやっているところへ後ろから普通に
女の子が話し掛けて、普通にじんたんが答え会話している。
これ何の話のアニメ?
じんたんのお父さんには女の子(めんま)は見えないらしい。
その後訪ねてきたあなる(安城鳴子)にも見えないようだ。
ストーリーが進んでいって、やっとめんまは昔仲間たちと
遊んではぐれた後、川に落ちて死んでしまい幽霊となって
じんたんの所に来たらしい。まあそこから話が始まった
わけです。最初から見ていると、なんかめんまは
幽霊らしくない幽霊と言いますか…。
通して見て最初、私はめんまは自縛霊にはならなかった
のか?浮遊霊に途中昇格(?)したのか?
普通じんたんの所じゃなくて、先に家に帰り両親とこへ
行くべきだろう?なぜに高校生に成長してるんだ?
幽霊が現世の物品に触れるのか?で、なんで蒸しパン
作れるの?自分の日記帳には字が書けてなぜ
他はダメなのか?霊体って瞬間移動や念力使えたはずでは?
最終話だけめんまが仲間みんなになぜ見えたのか?
(まあそうしないと感動にならないけど)
…などなど普通の人には感じない突っ込みしてました。
その反面、めんまが秘密基地で日記帳筆談で存在を示し
〔第8話ラスト〕、
〔9話Aパート〕じんたんの家で仲間の前で蒸しパンづくり
披露の時、蛍光灯がチャカチャカ点いたり消えたりの描写。
あと帰り際ぽっぽが「なんかすげえ眠たい」つるこが
「力が抜けるって言うか…」の会話、
最終話でめんまの霊体が透けてきた(現世での未練が薄れてきた証拠)描写が心霊現象のリアルさが自分的に見て、
出ていました。リアリティ(?)を出した場面と
曖昧にした場面があったのかもしれませんね。
*私は過去霊現象を多数経験していましたせいもあります。
まあ今にしてみればそれらのシーンはそんな重要でも
ないですから戯言だと思ってください。
でもこの作品DVDで何回も何回も繰り返し見ていますが、
何回も見たくなる魅力があると思います。
絵柄が好き(キャラデザが良い)、音楽も好き、
(EDのZONEのカバー曲がアニメの状況にハマり過ぎ)
めんま可愛い。声優さんたち演技上手いし
(というより上手過ぎ)
聖地(埼玉県秩父市)にも行ったほどファンになりました。
●泣けたシーン
第5話トンネルBパート~ED
「成仏とかそういうの、わかんないよ…」
めんまがしゃがみ込み、床に涙をポタポタ落とす。
「ぽっぽ!…やめてやってくんねえか…」
「え?」
「たのむから…」
最終話Bパート
めんまの本当の願いがわかった所~
じんたんがめんまをおんぶして走って基地に行くが
じんたんにさえめんまの姿が一時見えなくなってしまい、
めんまが「かくれんぼだよ」…
めんまの仲間に宛てた手紙。
~「めんま見~つけた~」
「見つかっちゃった…」
もうぐしゃぐしゃになってばかりです。
ようやく私の住んでいる田舎地方にも劇場版が
時期かなりズレて10/12より公開となりました。
待った甲斐があります。絶対見に行きます。