花丸ぽっきー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
童話仕立ての物語に週1で浸ってみるのもいい
第9話まで観て
都会の背景というか、造形デザインがレトロモダンで見とれました。海と地上の学校にも円形の窓なんかが気にいっていましたが。
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第4話まで観て
総合評価up 4.0 ⇒ 4.2
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環境としての海と同義で、ウェットスーツのような生命維持装置ともいえる透明な羊膜を着た海の人間は、陸に上がっても本当の意味で陸の人間と肌を触れ合うことができない。そして、海と陸の間に子供ができても、その子は羊膜を着る体質をもたず、海で暮らすことができない。
現実の世界では、時として透明な羊膜ではなく肌の色が人を別けてしまうことがあるように。
どんなに仲良くなっても愛し合っても、それは超えられない壁なのか・・。
そんな童話仕立ての物語に週1で浸ってみるのもいいかなと思っています。
ヒロインまなかが天然キャラで、花澤さんがCVをやると必然的にめんまになるわけですが(笑)
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シュールな世界観をメルヘンチックな舞台に仕上げた感じ(第1話を観て)
陸と海中に住む人間たちという世界観設定はアニメでなくても、よくある気がしますが、通常海に住む人間は「崖の上のポニョ」的な不便な生活を強いられているという先入観がありました。
この作品では、人間が魚のように泳いだり、周囲に魚が泳いでいなければまったく地上の生活と変わらないというメルヘンチックなもので、正直とても驚きました。
これから、ちょっと期待して観ていこうと思います。