cross さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ちょっと駆け足ですが、今後の展開への期待を上手く膨らませてくれている気がします【第2～8話迄視聴】

自分のアニメ視聴のきっかけとなった作品の作者、どうしても期待してしまいます。【第一話視聴】

原作は『とらドラ』の作者、アニメ視聴のきっかけとなった作品の作者と言うことで、どうしても期待してしまっています。
前情報は無しの状態で視聴していこうと思っています。

まずキャラデザに関してはまぁ可もなく不可もなく、物語としてはまだ第一話と言うことで何とも言えませんが……
とりあえず第一話は大学入学と数名のキャラクターの登場とまぁプロローグ的な展開。
しかし、ラストで主人公が何か事故ったっぽい感じ、いきなりの展開に次週どうなるのか期待しています。

【第2～8話迄視聴】ちょっと駆け足ですが、今後の展開への期待を上手く膨らませてくれている気がします

{netabare}
過去に事故に合い、それ以前の記憶を失った主人公の多田万里
そして、過去の自分と今の自分が別の人格で、その事に対して不安を抱く主人公
そんな主人公の設定が明らかになり、ヤナっさん一筋だった京子に恋心を抱く万里。
ヤナっさん一筋な京子を見ている中、辛さを感じつつも友達として距離を縮め、遂に恋人同士となる。
この恋人同士になるまでの過程は結構駆け足。
まぁ、京子が万里を好きになると言うのは不思議ではないものの、少し展開としては早い気もします。
ちょっと京子の心情の変化が掴みきれませんでした……

とは言え、この作品の肝になってくるのは、単純な恋愛を描く群像劇ではないのかな？
万里の過去の記憶は完全に消え去っていないで、乖離しているような感じですからね。
リンダ先輩を好きだった過去の記憶と京子を好きで恋人になった今の記憶
二つの記憶が共存していない状態で、今後記憶の入れ変わりやら混同で人間関係がこじれるって展開でしょうかね？
そうなってくると、今の単純な青春やら恋愛を描いた展開が後々の展開を上手く引き立たせてくれるような気もします。
そういう意味では、ここからが本番となるのならこの展開の速さも仕方ないかもですね。
まぁ、原作の方がアニメ終了までに終わり、アニメでしっかりとラストまで描いてくれると言う保証はないですけどね。
同じ作者のとらドラがアニメでしっかりラストまで描いてくれていた分、どうにもこの作品にもしっかりとしたラストをアニメでも描いて欲しいと言う気になってしまいます。

まぁ、何はともあれ現状で今後への期待をしっかりと持たせてくれている展開となっていて、自分としては満足で毎週視聴中です。{/netabare}