カルメル さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
痛々しさと爆笑が共存しているアニメ
タイトルどおり、見ていると痛々しくなる部分と笑える部分が共存しております。
痛々しさはリアルなぼっち描写。
これはもうかなり痛い・・。
ここ数年、友達が少ないとかそういうのをネタにするアニメが結構あるが、これはもうダントツで痛い。
見ていて主人公智子が可哀そうになってくる。
リアルタイムでぼっちしている人、過去にぼっちで辛い経験がある人などは見ない方が良いかも。
逆にリア充と呼ばれる人等が見るとどうなんだろう?
そもそもいかにリア充であろうと、ばっちになりかけたり、クラス替えとかで友達がいないクラスになったりとか、ちょっとは共感できるところもあるのだろうと信じたい。
見終わって改めて思い返してみると、主人公黒木智子は偉いよなぁと(性格に問題はあるけどね)。
多分ぼっち傾向の人って基本「待ち」だと思うんだけど、彼女はこのままじゃいかん!と「攻め」に転じたりする。
まぁその結果、爆笑の結末に至ったりするわけだが。
現実ではそう簡単に攻めに転じるとこは出来ないし、出来ないからこそぼっちなわけであり・・。
あ、それからOPは無駄にカッコいいし、EDはなんか可愛い。
それがなんとなく救いになっているような気がする。
最後に、ぼっちにあそこまで居場所がないのは高校が最高潮で、大学、社会人となるとそこまで気にしなくてもよくなります。
リアルタイムでぼっちしている人、頑張れ!