plm さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ほのぼのファンタジー
竜族の女の子3人組+妖精1匹が繰り広げる、本人たちは真剣だけど気の抜けるようなノリのアニメ。
レヴィアタン(リヴァイアサン)とかバハムート(ベヒーモス)は旧約聖書出身なのに、
ヨルムンって何で北欧神話?とかネーミングの適当さは感じる。鱗で統一したかっただけか。
日曜朝にでもやってそうなオーソドックスな内容で、正直あまり特色っていえるような見所がない。
さながらロールプレイングゲームのおつかいイベントのごとくたらい回しにされるばかり。
あ、そういえばもともとゲーム販促アニメだったっけ。
ただ、内容にブレがないしキャラクターが可愛いのでそれなりにみれる。
これは声優のチョイスが見事というべきか、役にハマった演技が聞けるのでその点では幸せになれる。
中でも、めちゃくちゃ可愛いのが妖精のシロップ! 最初こそ小生意気な妖精かーと思っていたら、
これがなかなかのメンタルカウンセラーっぷりで、パーティの精神的支柱ともいえるほどの気遣い上手。
こんな妖精がいたら癒される~ 一家に一匹ほしい!レベル
それからレヴィたんも良かったー
バカ正直に真面目だけどどこか抜けてるキャラやらせたらこの人抜群にいいな。
バハムートのお嬢様ツンキャラやヨルムンの元気っ子キャラもぴったりで、
声優が豪華な上にフィットしてるっていうのはこのアニメの大きな魅力かも。
あと3Dドラゴン!!
アニメにCG混ぜると違和感が凄いのだが、この作品では異質なものを呼び出してる感じで許せた。
というか違和感のわりに愛嬌があって意外と笑えたりした。
3Dドラゴンがでてくる回は案外良い回が多かった気がする。
他は基本こいつら食ってばっかやなーと思ったり、メインウェポン麦茶とか斬新なとこもあったかな…
驚くほど良いとこは思いつかないけれど、悪くはないアニメだった。