退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
Nothing in life is so exhilarating as to be shot at without result.
女の子達が戦車に乗って試合をする話。兵器を使用しているが、別に本格的な戦争を描いている訳ではない。簡単に言えば、戦車に乗って騎馬戦をやっているような比較的ゆるい内容。ただ、単純に攻めるわけでもなく、敵の大将を打ち取れば勝利というシステムなのでそれなりの戦術も描かれている。
パンツァーとはドイツ語で戦車の意味。パンツじゃないよ。
■弾切れ
キャラクター押しの内容だろうと高を括っていたがそうでもなく、むしろ戦車の方がメインで描かれている…気がしないでもない。というのはただの私の主観で、比較的にそう思っただけなのだが。
戦車については正直ついていけなかった。マニアックすぎると言う訳でもないのだが、一般人が知らないようなことを何やら語っていたような気がする。一方、登場人物はキャラが濃く、キャラデザも力を入れていたようだが1クールしかないため人物描写が圧倒的に足りていない。それに、キャラが声優に食われてしまっているからだと思うのだが、キャラ同士の会話がどこか浮いているというか、声優同士で話しているような違和感があった。
そんな訳で、戦車>キャラクターの構図が意図せず?に出来上がってしまっている。だが、そもそもどっちをメインにしたいのか知らないので何とも言えない。私はキャラクターの濃さや数の多さから、キャラをメインにしたかったのだろうと勝手に推測した。いずれにせよ、ストーリーの本筋は王道的な物なので話数を増やせばもっと面白い物になっていたはず…
■戦車萌え~
テーマは何なのかよく分からなかった。誰か死ぬわけでもないし、アホみたいに戦車を派手にしたかと思えば元に戻すし。敢えて戦争をなめてる所を描いて、その逆のことを考えさせたかったんだろうか。それともロボット物と同じようなバトルがやりたかったのかな。やはり中途半端な気がしてならない。私には何も伝わってこなかった。
ただ、女の子よりも戦車が可愛いと思ってしまった私はもうすでにこの作品に毒されているのかもしれない…まさかこれが目的…なのか?ただ単純に戦車オタを増殖させたかったのかな…怖いわ
■その他
・戦車よりもヘリの方が好きかな。いや兵器が好きとか狂ってるか。
・空母に町つくるとか面白いな。住んでみたい。あとレジェンディア思い出した。
・好きなキャラは強いて言うならカチューシャ。勝手に釘宮さんに脳内変換して聞いてた。ごめん。
・結局最後まで見てしまったので面白かったのは確か。でも楽しめたかと言われるとちょっとどうかな…
・スル―スキルにかなり自信がある人向けの作品かと。私には無理だ。
・タイトルは「CoD」より。