とろろ418 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
海神様のご遺志のままに
視聴中→{netabare}
【1話感想】
{netabare}
独自の世界設定ではありますが、物語はわかりやすいです。
恋愛ものでありながら、既にエンジン掛けてるのが好印象ですね。
(割とスロースターターのものが多いですから)
恋愛模様に関しては大荒れの予感。
あまりドロドロする雰囲気でもなさそうなので、どう展開するのか興味深いです。
主人公たちが態々陸の学校に行く理由も気になりますし。
まあ、海と陸の対立設定があるってことはあの展開があるのは間違いないでしょうね。
どうでもいいことかもしれませんが、タイトルは『明日から』じゃなく『ますから』の発音らしいですね。
ひらがななのも何か理由があるのでしょうかね? 気になるなあ。
{/netabare}
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【3話まで】
{netabare}
しっかり設定も生かせていて良い感じですね。
恋愛も憎しみのぶつけ合い(所謂ドロドロ)よりも、純愛が交錯した状態に近いので、割と見易いと思います。
EDの『アクアテラリウム』は今期のお気に入りソング♪
{/netabare}
(2013.10.24)
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【5話】
{netabare}
スキマスイッチの『藍』と『マリンスノウ』の歌詞を思い浮かべました。
{/netabare}
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【8話まで】
{netabare}
なるほど。最後のアレで、物語が大分紐解けましたね。
問題は展開の方ですが、どうやら2クールらしいので、ちょっと嫌な予感も。
どうなるかはわかりませんが、1クールで終わっておけば良かったという結果にはならないで欲しいです。
個人的予想→{netabare}
タイトルの意味を考えると、悪い方の展開しか思いつきません。
具体的に言うなら、凪というのは『地上が水没した状態』を表すという予想です。
海と陸の対立が波、対立がない状態が凪、ですね。
(もしかしたら『ノアの方舟』がモチーフ?)
『あすから』というのはそのまま『明日から』で、『新世界より』と同類の意味を持つものかと。
おそらく今の海も昔は地上だったんでしょうね。
{/netabare}
{/netabare}
(2013.11.24)
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【10話まで】
{netabare}
大分混乱してきました。
考えれば考えるほど払拭できない疑問が湧いてくるんですよね……。
何か見落としている可能性が高そうなので、あとで見直そうと思います。
・内容について
{netabare}温み雪→海面上昇ではなく、そのまま氷河期でした。
陸の人間が生き残れない、というのは黙って受け止めるとして、
昔話の方について少し。
海人が平気なら、昔も危機に陥ったのは陸人だけということですよね。
それだけ大規模な歴史があるのに、この現状に至ったのがよくわからないところ。
お船引きがその名残何だろうけど……うーん、もっと色濃く残っててもいいような気がするのだが。
『人間は愚かな生き物なのよ』ってことだろうか?
{/netabare}
{/netabare}
(2013.12.7)
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【13話まで】
とりあえず折り返し地点。
現状までだと私的評価は高めなのですが、今後の展開に不安が残るため、
素直に褒めれないのが苦しいところ。
まあ納得できる終わり方さえしてくれれば極端に評価が下がることもないと思うので、
その点だけ祈ってます。
評価点としては、{netabare}
①描写
綺麗さというより、細かさですね。
音声なしでもキャラの心情が理解できるレベルです。
特に女性キャラは魅力にも直結しているので、高評価。
②視点
人間ドラマがある作品には、様々な視点からの描き方が必須と言っていいぐらい重要だと思ってます。
子供(美海たち)視点は甘い(らしくない)感じがしますが、他は十分評価できるかと。
{/netabare}
気になる点としては、{netabare}
①設定
海神様関連が未だに明確にされていないので、視聴者視点だと、
作者が都合のいいように出来事を起こしているように見えてしまいます。
②小さな違和感
具体的に言うなら、13話での光。
海仕様の服なら問題ないですけど、陸仕様の服で大した苦もなく泳いでいたのには首を捻りました。
おそらくまなかが先に辿りついたことで、ソレを表現していたのでしょうけど、
まなかの行動も相まって、都合のいいように遅らせただけのようにも見えてしまいます。
溺れるくらいした方が、論理的にも物語的にも自然だった気がします。
描写が細かい分、見る側も細かく見てしまうのでこういうところはもう少し拘って欲しかったです。
{/netabare}
(2014.1.2)
{/netabare}
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【視聴後】
良くも悪くも恋愛ものの域は超えていません。そこにだけ注視するなら十分楽しめる作品だと思います。
素敵な世界観なので、そちらにも期待したくなりますけど、おまけ程度に考えた方が気落ちはしないでしょうね。
海神様のご遺志に背くと豪い目に合うということだけ、ご注意を。
禁忌→{netabare}
・ヒロインは誰?
設定的にはまなか、展開的には美海。
どちらかハッキリして欲しかった。
しかも、おじょし様と唯一同じ境遇だったのは、ちさきだったりする。
・温み雪って何?
単なる気象現象なのか、海神様の仕業なのか不明。
内容、ネーミング、ラストのウロコ様の台詞などからすると明らかに後者なのだが、
そうなると本作の温み雪の原因がわからなくなる。
まなかのウミウシがトリガー?
他にも同じことした人は多い気がするし、そもそも地上にまで影響及ぼせるのが謎です。
・生贄の起源とは?
単なる自然現象に対する風習だったのか、海神様が原因なのか。
前者なら直ぐ地上に返すはずだし、説明的にも後者っぽい。
故意なのか情緒不安定になるとそうなるのかは不明。
・なぜ『好きになる心』を奪ったの?
そんなことしてまで地上に返す意図がわかりません。
というかソレができるなら記憶自体奪ってしまいなさいよ。
好きな人を苦しめるのが趣味なの?
・おじょし様、心奪われてないよね?
奪った心が海にとけていたのはわかります。
でもなぜ、心を奪われていたはずのところで、おじょし様のソレがあるのか謎です。
などなど。挙げ出したら限がないほど、設定周りはガタガタのように見受けられました。
{/netabare}