wjk_anima さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:途中で断念した
相変わらずのハィクォリティー杉 ぶっ飛び疾走感~ビシバッシュ健在っ其処ん所、宜しくメカドック!ww
遂に始まります汰!第2期 第26Q~第27Q 視聴済みッス。
相変わらずのハィクぉリティ~ですなぁ…惚れ惚れするわぁww
スラムダンクのエッセンスを落とし込みつつ、バスケアニメのNo.1の栄冠を加速しカッサラー(Steel)
キャラも最高!とか云ぃつつ…黒チンの仔犬に目が無ぃ…私なのでぁる!ww
2013’秋アニメ 断然のイチ推しなのでぁりまぁ~すっ!!
〔 テレビアニメ 〕
2012年4月から9月にかけてMBS、TOKYO MX、BS11にて放送された。【第25Q迄】冒頭のナレーションは三木眞一郎が務めている。東京国際アニメフェア2013・第12回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞受賞。2013年4月よりTOKYO MX・BS11で開始された再放送は作画修正版となっている。
2013年10月より第2期がBS11・TOKYO MX・MBSで放送中。第2期は「シーズン2」などの表記はされない。また、話数は継続する…。【第26Q~】
【 作品概要 】
『黒子のバスケ』(くろこのバスケ、THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS)は、藤巻忠俊による日本の漫画作品。および、これを原作としたテレビアニメ。
バスケットボールを題材とした少年漫画作品。第44回(2006年11月期)ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞したのち、『赤マルジャンプ』2007SPRINGに掲載され、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2009年2号より連載中。
話数の単位は「第○Q(クォーター)」略称は「黒バス」副題は作中に登場したセリフが使われている。また、作中においてオマージュ的表現が取り込まれている。
累計発行部数は24巻現在、2300万部を突破している。また、2012年4月から9月にかけてテレビアニメ化された。
《 製作☆スタッフ 》
●原作 - 藤巻忠俊(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
●監督 - 多田俊介
●シリーズ構成 - 高木登
●キャラクターデザイン・総作画監督 - 菊地洋子
●小物設定 - 石川真理子、太田恵子(第2期)
●美術監督 - 三田慎也(第1期)、鈴木路恵(第2期)
●美術設定 - 青木薫、金城沙綾
●色彩設計 - 佐藤真由美
●撮影監督 - 荒井栄児
●3DCG監督 - 磯部兼士
●編集 - 植松淳一
●音響監督 - 三間雅文
●音楽 - 中西亮輔、R・O・N、Alpha Eastman(第1期・第21話 - 第25話)→池頼広(第2期)
●プロデューサー - 大原由子、麻生一宏、内藤桂、櫻井優香、北吉弘樹(第2期)、森廣扶美、大和田智之、小出慎太郎(第1期)、高野貴志(第2期)、丸山博雄
●アニメーション制作 - プロダクションI.G
●録音スタジオ - アオイスタジオ
●製作協力 - MBS
●製作 - 黒子のバスケ製作委員会(バンダイビジュアル、NAS、集英社、ランティス、プロダクションI.G、日本BS放送、バンプレスト)
【第2期】
◆オープニングテーマ
「 The Other self 」 ★作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - GRANRODEO
◆エンディングテーマ
「 WALK 」 ★作詞 - YORKE. / 作曲 - 加藤肇 / 編曲 - OLDCODEX・加藤肇 / 歌 - OLDCODEX
《 あらすじ 》
バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校に「キセキの世代」と呼ばれる10年に1人の天才が5人同時に存在し、無敗を誇っていた。
時は流れ、彼らはそれぞれ別の高校に進学するが、「キセキの世代」には奇妙な噂があった。彼らの他にもう1人、天才5人が一目置いていた選手「幻の6人目(シックスマン)」がいたと…。
{netabare}
〔 本編 〕
◆誠凛バスケ部入部(1-2巻)
創設2年目の誠凛高校に全国制覇を目指すバスケットボール部があった。去年、主将の日向順平、司令塔の伊月俊ら選手はもちろん、監督の相田リコも含め全員が1年生にもかかわらず、IH都予選決勝リーグにまで出場を果たしていた。
そこにキセキの世代の6人目(シックスマン)黒子テツヤとアメリカ帰りの大型新人火神大我が入部する。しかし、実力が一目瞭然の火神とは対照的に、身体能力で劣る黒子は地味な存在だった。しかし、練習試合を通じてミスディレクションの能力を存分に発揮し、火神を光、黒子を影とするスタイルを確立していく。そして、キセキの世代の1人、黄瀬涼太を擁する海常高校との練習試合に勝利する。
◆インターハイ東京都予選(2-6巻)
誠凛バスケ部は全国制覇のためにIH東京都予選に出場する。そして、苦戦しつつもキセキの世代のNo.1シューター緑間真太郎ら秀徳高校に勝利し、予選決勝リーグへと駒を進める。同リーグでは最初に桐皇学園高校と試合を行った。しかし、「キセキの世代」のエース青峰大輝の圧倒的なプレーに手も足も出ず、ダブルスコアで惨敗を帰す。その精神的なダメージは大きく、誠凛バスケ部は決勝リーグの全試合に敗北した。
◆合宿・IH桐皇-海常(7-9巻)
IHに出場を果たせなかった誠凛バスケ部は、一応治療を終え部に戻ってきた無冠の五将の1人木吉鉄平を加え、夏休みの間、強化合宿に向かった。秀徳高校との練習試合を含む様々な練習を通じて、各部員が確実に成長していった。
そして合宿最終日に、近くで行われていたIHの準決勝、桐皇学園高校と海常高校の試合を観に行った。同試合はキセキの世代のスターター同士が公式戦で初めて戦った試合でもあった。激しい試合を制したのは桐皇学園高校だったが、これにより青峰は足を痛め、IH決勝・準決勝に出場できなくなってしまう。
◆ウィンターカップ予選(10-12巻)
IHと並ぶ高校バスケ大会であるWC出場をかけ、誠凛バスケ部は東京都WC予選に出場し、決勝リーグまで到達する。秀徳高校に引き分け、因縁の霧崎第一高校に勝利し、WC出場権を獲得する。
〔回想編 〕
◆誠凛バスケ部創部(11巻、95-99Q)
かつて、日向・伊月・リコは同じ中学に在籍しており、共にバスケに携わっていた。しかし、日向は高校入学と共にバスケを辞め、不良のような恰好をするようになる。リコも帝光中に敗れ挫折した選手達に絶望していた。
入学後に木吉の呼びかけでバスケ部が創設され、木吉に説得された日向も加わった。そして朝礼の時、屋上から全校生徒に向けて「日本一を目指す」ことを宣言し、日向が心を入れ替えたのを知ってリコも監督として部に入る。
6人しか選手がおらず、しかも全員1年生だったが、IH都予選では決勝リーグにまで進出する。しかし、初戦にて花宮真率いる霧崎第一高校の反則的行為によって木吉が負傷し、長期にわたり試合に出れなくなってしまう。要を欠いた誠凛バスケ部は決勝リーグの他の試合に敗れ、IH出場は叶わなかった。
★【 バスケットボール ☆ テクニック 】★
★ミスディレクション
使用者:黒子テツヤ
手品の代表的なテクニックであるミスディレクションをバスケットに応用したもので、持ち前の影の薄さを利用し他人の目線を自分自身から逸らす黒子独自の技術。黒子のパス重視のスタイルと合わせて非常に強力な技術だが、相手方の「慣れ」による効果の減衰があるためフル出場が出来ないことや、「鷹の眼」に代表される視野の広く高い空間認識能力を持つ選手の視線からは逃れられないなど、明確な弱点も存在する。
★ミスディレクション・オーバーフロー
使用者:黒子テツヤ
ミスディレクションが切れた時に初めて使えるようになる黒子の切り札。
見えない状態から「見えるようになった」ことを利用し逆に自らへ視線を引きつけて、後述の「消えるドライブ」の火神役を担い、他の仲間に「消えるドライブ」と同様の効果を与えサポートをする技。しかし、ミスディレクションの効果切れから発動する技術のために使用出来るのは試合終盤のみ、且つミスディレクションのタネを自ら明かす事になるため、これを用いた相手には二度と通常のミスディレクションが通じなくなる。
シュートしようとする相手の視線を誘導し、シュートの精度を低下させる使い方もできる。とりわけ緻密なコントロールを要する局面に効果を発揮する。
★加速するパス(イグナイトパス)
使用者:黒子テツヤ
パスを中継地点で加速させるパス。強力ゆえに受ける側の負担も大きい。当初は「キセキの世代」と火神のみが取れるパスであったが、時を経て成長した誠凛メンバーは全員キャッチ可能になった。ただしキャッチした時の衝撃が大きいため火神以外のメンバーは何度も続けてキャッチすることは困難なようである。
週刊少年ジャンプ37・38合併号掲載の第33Qで、黒子がボールを殴って加速させる描写があったが、ボールを拳で殴るのはルール違反のため、単行本4巻に掲載された際には掌底に変更された。
★加速するパス・廻(イグナイトパス・かい)
使用者:黒子テツヤ
基本的には通常の加速するパスと同じだが、大きく踏み込む力を使ってボールを激しく螺旋回転(軸が進行方向に平行)させることで威力を上げている。ボールに触れたプレイヤーの腕を弾き飛ばすほどの威力を持つが、その威力のために通常の加速するパスを取れるようになった誠凛メンバーも廻は取れない。また体全体を使って投げるパスを回す必要があるため黒子への体の負荷が大きく、連続での使用はできない。
★回転長距離パス(サイクロンパス)
使用者:黒子テツヤ
体全体のバネを使ってコートの端から端をぶった切るカウンター専用の回転式パス。
★消えるドライブ(バニシングドライブ)
使用者:黒子テツヤ
IH決勝リーグ桐皇戦で青峰に惨敗し、自分のスタイルが通用しないことを思い知らされた黒子が新しく考案したドライブ。「相手がべつのもの(火神など)に視線を移した瞬間に斜め方向のダックインをする」というミスディレクションの応用で、相手からすると視線を戻した時いつの間にかドリブルで抜かれて後ろにいるように感じる。「キセキの世代」である緑間や、ミスディレクションの天敵である鷹の目を持つ高尾でさえも突破したが、青峰は黒子一人に意識を集中することで突破を阻止している。
★幻影のシュート(ファントムシュート)
使用者:黒子テツヤ
シュート成功率を上げなければ「消えるドライブ」がいずれ使えなくなる、『黒子自身が得点を取れない』という弱点を克服するために体得したシュート。景虎のマンツーマンの指導においては開花しなかったものの、WC本戦一回戦の後、青峰との特訓で『シュートの際にもパス同様掌を使ってしまう悪癖』を逆手に取った変則フォームを完成。そこから黒子自身の錬磨によって必殺のシュートへと昇華した。
左掌でボールを支え、右掌で上に押し出すようにして胸元から放つ変則フォームのためにディフェンスは下を向かなければならず、そこから急上昇するボールは視界から一瞬外れる。かつジャンプと同時に放つためタイミングが早く、さらにその瞬間に「消えるドライブ」同様一瞬火神に視線誘導することで、放ったボールが敵の視界から「消えた」後、ゴールリングに入る。必中ではなく、黒子本人のシュートセンスも手伝って命中率は五割から六割程度である。
絶対的な守備力を誇る紫原でさえも止めることができなかったが、黄瀬は「完全無欠の模倣」の使用中に赤司の「天帝の眼」で打ち出し角度を先読みし、紫原のブロックで軌道を封殺することで見えていないまま止めることに成功し、また笠松は完全に仕組みを見破り、一歩下がって視界を広げてから追いつくことで止めている。
★野生(やせい)
使用者:火神大我、青峰大輝
野生のカン。五感が研ぎ澄まされたその感覚によって予測よりさらに速い反応を可能にする。元々誰もが持って生まれ、成長とともに失われていく力。火神はアメリカでアレックスの下で賭けバスケを死にもの狂いで行い、野生のカンを取り戻した。青峰は本気でプレイすることが減ったためにカンが鈍っていたが火神との戦いで取り戻した。
★ゾーン
使用者:青峰大輝、火神大我、紫原敦
余計な思考感情が全てなくなりプレイに没頭する、ただの集中を超えた極限の集中状態。選手の持つ力を最大限引き出せる反面、トップアスリートでも偶発的にしか経験できない稀有な現象。ゾーンに入った人物は瞳から光の筋のようなものが出る描写があり、汗の描写がなくなる。ただし集中力の継続には当然時間的な限界がある。またゾーンは一度体感することでその万能感に「もう一度入れれば」という誘惑が生まれ、それが集中状態に一番あってはならない雑念となってしまい、一回目より二回目以降のほうが入るのが遥かに難しくなる。そのため、ゾーンに入るためにはゾーンに入ろうとしてはならない。さらに青峰曰く『人それぞれで違う入るための「条件」があり、それを満たしたとしても必ず入れるわけでもない』らしい。
★宙を歩く(エアウォーク)
使用者:火神大我
超人的な跳躍力で実現する、まるで空中を歩いているかのような長い滞空時間のこと。
これによるレーンアップを披露した際には、脚力を消耗していたとはいえブロックのために後から跳んだ紫原のほうが先に地面に接地するという現象を引き起こした。
★流星のダンク(メテオジャム)
使用者:火神大我
通常のレーンアップとは違い、距離を犠牲にした代わりに火神の跳躍力を最大限に活かして相手のブロックより高く跳んだ状態でシュートを叩き込む。
陽泉戦までにアレックスから伝授された技で、作中ではゾーンに入った状態の1本のみ成功している。氷室の「陽炎のシュート」と同様に無敵のシュートとされ、こちらは「豪の技」と呼ばれる。右脚でジャンプするために左腕のコントロールが要求され、克服したとはいえ命中させることは難しく、単行本19巻現在ではゾーン突入時に一度だけ成功されているのみ。
『ジャム』とはダンクシュートの別名。
★読みとる目(アナライザー・アイ)
使用者:相田リコ、相田景虎
体を見ただけで肉体のデータを視認する。裸の方がより正確に認識できる。景虎はリコよりも正確に視認できる。
★模倣(コピー)
使用者:黄瀬涼汰
目にしたプレーを一瞬で、模倣し再現する。コピーしたプレイは黄瀬自身の優れた身体能力によって強化されるため、生半可なプレイヤーに対しては「倍返し」状態となる。 模倣した技はストックできる。
模倣とはいっても身体能力の高さで相手のプレイを自身の技能として体得するものであり、自身の身体能力を上回るプレイは模倣することができない。
黄瀬は「キセキの世代」の模倣は不可能で、「キセキの世代では一番の下っ端」を自称する理由にもなっており、黒子の「ミスディレクション」は技を見ること自体ができない能力のため模倣できない。
★完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)
使用者:黄瀬涼太
「キセキの世代」のプレーを模倣し再現する。「キセキの世代」の模倣は身体への負担が大きいため、5分間が限界。ただし、WC準決勝の誠凛戦では体力の消耗が少なくなり、合計7分間使用した。
完全に再現しているわけではないが、黄瀬の高いバスケセンスにより、足りない部分を他の技術で補うことでオリジナルに限りなく近い完成度を実現しており、これらを組み合わせた強力なプレーを展開することが可能である(青峰のアジリティ:最高速度が劣る分最低速度を下げる、緑間のシュート:利き腕でより長くタメる、紫原の守備:ジャンプ力と予測で補う、赤司の天帝の眼:模倣によって培われた観察眼や経験則、センスで補う)。火神や黒子も試合には勝ったものの、この状態の黄瀬を最後まで止めることができなかった。
黒子の「加速するパス・廻」などのパス技術も使用可能であり、「幻影のシュート」も緑間のように高弾道で打ち、初速を上げて視界から外すことで「ミスディレクション」を使わずに再現している。
なお、とっさの時には一番得意な青峰の模倣をする傾向が極めて高く、また同じ模倣を続けて出す事を無意識に避ける傾向にある。
★超長距離3Pシュート(スーパーロングレンジスリーポイントシュート)
使用者:緑間真太郎
フォームを崩されない限り100%の精度を誇り、超長距離・超高度を飛ぶ3Pシュート。シュート範囲は「コート全て」。
緑間自身の高い上背による打点の高さによってフォームを崩すことすら困難だが、ゴールから離れれば離れるほどシュートまでのタメが長くなる上に、離れれば離れるほどブロックされた時に自陣のゴールに近くなるためカウンターの餌食になりやすいという決定的な弱点も存在する。重量のあるボールを高く長く飛ばすという性質上、一度放つだけでも全身に激しい負荷がかかるために弾数制限が存在するが、WC都予選において緑間は試合全体を通してこのシュートを投げ続けた。緑間いわく「火神対策にひたすら基礎体力を向上させて限界を突破した」。また弾数の限界を指摘した高尾に対し「限界などとうに超えている」と発言した。さらに、フェイクを織り交ぜたりシュートで敵をひきつけてからパスを出すことで味方は数的有利の攻撃を展開することができる。
WC準決勝の洛山戦において、ボールのない状態でシュート体制に入り、空中で高尾からパスを受け、そのまま3Pシュートを放つ離れ業を披露した。なお、空中でのパスキャッチによりシュート精度が著しく下がる、シュート体制の関係でパスコースが限定される、タイミングが読まれやすいなどの欠点がある。
★型のないシュート(フォームレスシュート)
使用者:青峰大輝
天性のボールハンドリングとテクニックに敏捷性、そこに変幻自在なストリートバスケットの動きが合わさった青峰の「無限」のスタイルから放たれる様々な変則シュート。大抵の位置からは片手で放り投げるだけでゴールに吸い込まれる上、「ボードの裏からのシュート」「体を地面とほぼ平行にし、かつ通常よりループの高いフェードアウェイシュート」などの常人にはおよそ真似できない離れ業を披露している。特に、試合終盤にゴール裏で倒れこみながらとっさに片手でゴールに狂いなく向かうシュートを放った時には、日向に「化け物」と評された。
シュートに限らず青峰のプレイスタイルは基本とされるフォームからかけ離れており、その型破りな動きには一切の読み合いが通じない。
★破壊の鉄鎚(トールハンマー)
使用者:紫原敦
圧倒的な体格とエネルギー量を活かし、横に体を回転させながら跳んでボースハンドダンクを繰り出す。
これといった特殊なテクニックを使っているわけではないものの、竜巻のような勢いのジャンプは三人以上のブロックさえ弾き飛ばし、ゴールをポストごと叩き折るほどの威力を誇るため、単純なパワー差によってブロックを至難の業としている。
唯一ゾーン突入後の火神には跳ね返されたが、試合終了直前に自らがゾーン突入に成功した際には火神のブロックを押し退けかけた。しかし木吉の加勢により失敗する。
★天帝の眼(エンペラーアイ)
使用者:赤司征十郎
超人的な視力によって、相手の呼吸・心拍・汗・筋肉の収縮などを完全に視認し把握できる。あらゆる動作を先読みでき、速度に頼らずに青峰並の反応を実現している。重心の位置さえ狂いなく見透かすために、意図的にアンクルブレイクを引き起こすことさえできる。一対一の状況下であれば相手を完全に封殺し、どんな強豪プレイヤーも無力化させる無敵の眼。
★鷲の目(イーグルアイ)
使用者:伊月俊
高い空間把握能力によってコート全体の様子を脳内で上から見たように把握することができる、いわゆる視野の広さ。常にコート全体の動きを把握できるため、チームの司令塔であるポイントガード向きの能力である。
★鷲の鉤爪(イーグルスピア)
使用者:伊月俊
鷲の目を使い、相手のフルドライブ直後の無防備な瞬間を狙って、後ろ向きのままバックチップを行う。体を振り返らない分、速度は格段に上がるが、かなりの速さが必要な上に、ピンポイントでボールを狙う技術が必要なため、鷲の目でコート全体を把握出来る伊月に向いた技である。
★後出しの権利
使用者:木吉鉄平
相手の次の手を見た後で、プレーを変える能力。
大きな手でバスケットボールをハンドボールのように掴めることで、常人ならボールを放してしまうタイミングでもプレーの選択を変更できるというもの。
★バイスクロー
使用者:木吉鉄平、紫原敦
バスケットボールのワンハンドキャッチ。高さ勝負において、多くの選手がリバウンドしたボールを片手で取った後両手で取る場面で、片手でボールを取りボールを片手で鷲掴みできる程の大きな手で相手の上からボールをもぎとることができる。紫原は見様見真似でこの技を使用し、木吉の上からボールを奪った。
★不可侵のシュート(バリアジャンパー)
使用者:相田景虎、日向順平
シュートの際に急激に後退して相手との間合いを開きブロックを届かなくさせるフェイドアウェイシュート。元々は景虎が現役時代に使っていたもので、WCを前にいつでもどこでもシュートが打てるようにと日向に1対1の特訓で習得させた。景虎曰く身体能力を使うものではなく、重心移動の方法さえわかれば誰でも出来るテクニック。初見でタネを見破るのは困難であるが、桃井は足の動きを見ることで見破った。
★鷹の目(ホークアイ)
使用者:高尾和成
鷲の目よりもさらに視野が広く、コート全体の様子を脳内であらゆる角度から把握することができる。この技は黒子が使う技、ミスディレクションの天敵でもある。だが、ある一部分に視線を誘導されると視野が狭まるという弱点もある。
★クモの巣(仮)
使用者:花宮真
明晰な頭脳によってすべてのパスコースを分析し、高いスティール率を実現する技術。瀬戸健太郎とリンクしてパスコースを限定させることで、スティール率は飛躍的に上昇する。霧崎第一の特徴であるラフプレーそのものをも仕込みとすることで相手の冷静さを奪うことにより、試合終盤においては絶大な効果を発揮する。ただし、スティール出来るのはあくまで計算出来る範囲でのパスのみであり、黒子がすべて独断でパスコースを変え続けたことで破られてしまう。
★陽炎のシュート(ミラージュシュート)
使用者:氷室辰也
リリースポイントが『ジャンプが最高点に達する前にスナップを効かせて真上に放る』『ジャンプ中にそのボールをキャッチしてもう一度打つ』と二箇所存在するトリッキーなシュートで、その二箇所を使い分けることによってブロックのタイミングを撹乱する。初見の相手は普通のフォームで放たれたにも関わらず、ブロックをすり抜けるかのように錯覚してしまう。
理想的なフォームとフェイントに長ける氷室ならではの技であり、相手の動きに合わせて一回目のリリースでもシュートを放てるなど撃ち分けを可能としているため、仕組みを見破ったとしても破ることは困難である。火神の「流星のダンク」と同様無敵のシュートとされ、こちらは「静の技」と呼ばれる。
作中でこれを1人で止められたのはゾーンに入った火神のみ。また木吉は「1回目から2回目に変えることはできても逆はできない」「1度目はジャンプ頂点到達よりかなり早く放つ必要があるので打点が低くなる」という点を利用してわざとフェイントを見破らせ、反応を利用して1度目で投げさせることで日向と連携し止めることに成功している。
★奪取(仮)
使用者:灰崎祥吾
相手の動きを模倣して自らのテクニックとして習得し、独特のリズムに技をアレンジする。これにより模倣された相手は自分のリズムで技を使うことができなくなり技の精度を大きく下げてしまうという凶悪な技術だが、一歩間違えれば自軍の戦力すら落としかねない諸刃の剣である。黄瀬の模倣同様、自分の身体能力を上回る動きは模倣できない。 {/netabare}