ほったっる さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いい最終回だった(11話)
原作既読
大学のとあるオタサークル「現代視覚研究会」(略してげんしけん)の様子を描いたアニメです。
げんしけんはなぜか家の机の上にドンと置かれてあって、読みふけってしまった作品です。
最初の頃はどーにも理解しがたい漫画でした。難解なオタ知識についての読みながら、「ほー、勉強になるなー」といった感じでした。
元ネタがわからないギャグも多く四苦八苦することも多々あります。
次第にオタネタ中心のストーリーから、大学生の日常を中心に描くようになり、スパイスでオタネタというようになっていきます。
さてアニメ化されたげんしけん2代目ですが・・・
うまく今仕様に合わせたアニメだったなーというのが私の感想です。
そもそも原作の2代目も間が空いてからの作品です。
2代目以前のげんしけんは斑目も言っていましたが、女子比率がそこまで高くはありませんでした。(まぁオタサーならそらそうだ)
それが今では
{netabare}男の娘も含め{/netabare}
女だらけのサークルになっていました。
まぁ今の時代男だらけの登場人物のアニメよりも、かわいい女の子だらけのアニメの方が需要がありますからね。
男もイケメン揃いなら話は別でしたけれどね・・・笑
コーサカくんくらいですかね。
それはともかく、私にとってこのげんしけんの最大の魅力は登場人物そのものです。
そして登場人物の成長・・・というか丸くなったなーというのを感じるところです。
あらゆる登場人物が登場時とは異なる性格をしていて、そのギャップに勝手に感心していました。
2代目では個性的な(主に腐っている)登場人物が増え、にぎやかになりました。
かなりの腐成分を持ちながら重大な秘密を抱えている波戸ちゃん
少し冗談が過ぎることもありますが、相手のことをよく考えている吉武
腐女子というよりもはやイケメンの矢島っち
2代目以前から出てはいましたが、メインキャラになったスー
また脇役にもすごく魅力的な人物が多いです。
薮崎に始まり、にゃー子、神永先輩などなど。
{netabare}特に神永先輩は出るのが1話だけというのがもったいないほど、出来た人間だなと。{/netabare}
もちろん原作を一通り読むか、アニメを第1期からしっかり観ないとげんしけん2代目の面白さは伝わりません。
うっかり2代目から観ないように注意しましょう。
音楽はOPもEDもかなり良かったです。
特に吉武のCVをしている上坂さんの歌唱力がすごかったです。
作画も綺麗でした。
斑目ェ・・・。(不特定多数)