フィーート さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
あれ…意外と面白いかも!?
あのけいおんの制作した監督からデザインまで全て一緒の京アニ作品。
けいおん好きな私としてはとても注目していた作品であったが餅屋の娘とか少しネタっぽく感じていて敬遠していました。
餅屋の娘を中心とした地元の商店街や学校を舞台としてある一匹の喋る鳥が迷い込んできたことから物語は始まる。日常系アニメ?
まずキャラとして主人公の北白川たまこさんだが、天然な子というイメージ、餅屋だけに餅がすごい大好き。
そして喋る鳥デラ・モチマッズィ。
この喋るあたりを除けば完全な日常系アニメなのだが、どこぞのアニメにも謎のピンク色の猫が出てきたがあれはメインキャラじゃないからな(・・;)
そして声。あれ?どこかで聴いた事があるよ。私が幼い頃に見てたアニメに出てくる鳥に声が似てるよ・・(・・;)
どう聞いてもトリッピーです。本当にありが(ry
まぁ声優一緒ですし当たり前ですが(^_^;)
話の感想としては最初は謎の鳥が出てくるし、やはりけいおん劣化版なのかと思っていた。
しかし、回を重ねるごとに面白くなってきた自分がいた。
山田監督の特徴として挙げられるのが色恋沙汰がない所。
まぁけいおんの場合は女子高だったのでそういうのが無いのは当たり前といえば当たり前だが…
ただ、今回はたまこに幼なじみがいて男の方がたまこを好きだったり、誕生日プレゼントについて葛藤したり、 {netabare}妹のあんこの色恋沙汰回があったりと{/netabare}
所々でそういった表現があるが総じて濃厚というわけではなく軽めといった印象。
序盤は日常系の話を中心としながらも後半にかけて、デラの存在やそれに関わる人間が明らかとなってくる。
喋る鳥の存在があるが、9割方日常系の話です。
そして最終話にかけて急展開といった印象。
画についてはまさしくけいおんと一緒です。当たり前かw
SEまでもが一緒です。
学校よりも商店街を中心としています。
最初はどうなるかと思いましたが、後半の話が面白くてすんなりと観る事ができました。
”ナチュラルな表現”というのが山田監督の最大の魅力だと思うのでそれが観れたのがとにかく良かった。
特にそう感じた&好きな話は {netabare}9話でミドリちゃんが文化祭のバトン部の衣装作製の為のアイディア担当となったのだが、みんなが順調にこなす中、ミドちゃんはなかなかアイディアが出ずに葛藤していた。部長という立場から誰にも相談できずにいたある日、ミドちゃんが風邪をこじらせ家にたまこ含め友人がお見舞いに来た時に遂にミドちゃんの葛藤に気づいた友人達がミドちゃんを慰めるシーンなんかはけいおんの雰囲気が出ててすごく好きな回の一つです。 {/netabare}
改めて山田監督の作品が好きなんだと思いましたね(*゚▽゚*)
劇場版はまたアニメとは違う一面をみせてくれます(*゚▽゚*)
好きなキャラはたまことたまことデラちゃんですかね。