ようす さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ジャズと恋と男の友情のお話。青春ですなあ…。
絵が好きになれなくて、見るのに乗り気じゃなかったんだけど…。
音楽が好きなので、ジャズの話というのは気になり、見ることに。
自分も昔ジャズをやっていたので、初めはそのときのことを思い出して懐かしい気持ちになりながら見ていました。
全12話。
●ストーリー
父親の仕事の都合で長崎県佐世保市に転校してきた高校1年生の男の子・西見薫(にしみ かおる)。
荒れくれものの少年・川渕千太郎(かわぶち せんたろう)との出会いをきっかけに、薫はジャズの魅力にはまる。
千太郎の幼馴染の迎律子(むかえ りつこ)をはじめとする、さまざまな登場人物たちと音楽を通して絆を深めたり、恋をするお話。
ざっくり言ってしまえば、ジャズと恋愛のお話です。
物語のスタートは、1966年。
古きよき時代の雰囲気です。携帯?何それ?です。
高校1年生からスタートして、高校3年生の卒業までの話がメイン。
12話で3年間なので、時間が進むのが異常に早いです(笑)
「前回は冬の終わりだったのに…。今回は進級して夏休みも終わってるんかい!」みたいな(笑)
話が急展開すぎたり早すぎたりといった違和感はまったくなかったので問題はないんですけどね。
●ジャズ
毎回ジャズの音色が心地よいです。
千太郎の荒々しい雰囲気さえも包み込む優しい空気。
私はジャズのリズムって演奏するの苦手でした…。
でも、上手に演奏できるかどうかは関係なく、演奏していると楽しいし、聴いている人もわあっと盛り上がるんですよね。
そんなジャズの魅力がしっかりと伝わってきました。
千太郎と薫。
言葉なんてなくたって、一緒に楽器をならせば心が通じ合う。
なんだか理想の友情だな^^
●恋愛
なかなか恋の矢印は↔(両想い)になってくれませんね…。
奥手の千太郎。
草食男子っぽいけど、実際はぐいぐい攻める薫。
薫が積極的になるせいで何度か「ひゃー!」と声を出してしまいましたwwww
恋って難しいねー。(←ひとごと)
●方言
長崎県佐世保市が舞台ということで、方言が使われています。
九州弁いいねー。
関西弁と違ってとても優しい感じがしますww
(でも私は関西弁も好きよ!)
●まとめ
ストーリーの盛り上がるところはどこ?と、特に印象に残る場面もなく終わってしまいました。
悪いストーリーじゃないんだけど…。
ありきたりというか、「次はこうでしょ?」とある程度展開が読めてしまいました。
音楽や恋の話、雰囲気を味わう作品だと思いました。