セメント さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態：観終わった
春休み、僕は勇者でしたっ！
今期の声優枠&音楽枠です
フツーにほっちゃんのライブとかやってましたしね
世界観的にどうなのよ？と思わなくもないですが、細かいことはノリで流されるような、気さくなアニメですね
やってることはぬるい戦争ごっこで
パッと見た印象は、キャピキャピした「うたわれるもの」って感じでしたが
魔獣編や帰還編を経て、「DOG DAYS」という一つの独立した作品が私の中で認識されるようになった気がします
シリアスは蛇足という声も聞きますが、あれがあったおかげで名作臭が出たというか、入れて正解だったのではないかと
すごいアスタロッテのおもちゃと構成が似通ってますが、こっちは元気で明るくてエキサイティングです、あっちはしんみりしててドラマチックで
ついつい混合してしまうのですが、こっちは春休みなんですね、あっちは夏休みで
”いぬだま””ねこだま”の設定は、誰得だよと思ってたんですが
モブしか”けものだま”にならないという・・・
メインの女キャラは服が脱げるだけという、狙ったかのようなシステムになってて、笑いましたね
2話のエクレ&レオ姫と、9話のリコッタ&ベールですね
11話のライブシーンｗｗｗ兄成デイズになっとるｗｗｗｗ
ややー、エフェクト興業アニメとして巷では密かに騒がれていたDOGDAYS、あの事件まではバリバリ動くシーンでも、坂田理氏の修正がだいぶ効いてたのか、あんま崩れなかったんですけど
11話のライブシーンは完全に吉成鋼氏に持っていかれましたね、思わぬ作画ギャグ回で大爆笑しました
兄成氏の一原じゃ、ビビッて誰も手が出せませんわなｗ
この肉感、この髪の靡き、この瞳の動き、天晴れとしか言いようがない、拘り感じる至高の作画です
カメラはちょっと見劣りしてる気もしましたが、コンマ１秒後に訪れる、生の質感が存分に表現された濃厚なカットがそんな些細なことすぐに忘れさせてくれます
何回見ても常に新しい発見と立ち会える、非常に素晴らしいものだと思ってます
ただ、これもまぁ語り尽くされてることですが、
作画ファンにとっては嬉しいことかもしれません、ですが非作画ファンにしてみれば、なんだこれは？と思うことに確実になるでしょう
その加減ってのは、なかなか難しいことなんですけど
各所で大きな話題となった今回の出来事、その辺りのことを見つめ直す機会になったと思いますね
監督：草川啓造×脚本：都築真紀×制作：セブン・アークス
「魔法少女リリカルなのは」のスタッフ再集結！見ないわけにはいかないと！
最初は魔法少女ものなのかと思ってましたが、ケモミミ少女によるアスレチック架空戦記でした
俺翼と違って、キャラ把握がしやすいのは、ピンク黄オレンジ緑とカラフルで魅惑的なキャラデザと、それ自体が既にキャラ立ちしてる有名な声優を起用したことによるものでしょうか
私が選ぶとしたら、ダルキアンかユキカゼなんですが、敢えてしょんぼり姫にしましょう
7話の姫様の調教シーンは良いですよね、（お風呂シーンも捨てがたいですが・・・）
仮にも一国の姫君で有らせられるミルヒ姫にブーメラン取ってこさせるシンクは、頭おかしいだろと思いましたがｗ
やれやれ、これだから脳筋は・・・
あー、なんかやたらシンクから80年代の香りがするんですけど、何なんでしょうね
80年代アニメの主人公に多そうな、瞳輝く体育会系好青年で、今時珍しいです
最終話で出て来た両親、海洋学者と海洋生物学者って、無駄に設定を持ってましたけど、要ったんですかねこの設定
音楽がこれまた素晴らしいんですよね
OP「SCARLET KNIGHT/水樹奈々」ED「PRESENTER/堀江由衣」
ほれこれ、ガチやないですか
カッコ内から溢れんばかりのオーラ、説明不要、聞いたことない人は絶対聞いてみて下さい
男性声優は、宮野柿原子安若本小野櫻井
女性声優は、堀江水樹竹達小清水日笠阿澄花澤寿高橋松来
震えが止まらなくなるほどの豪華声優陣ですね、もはや声優DAYSですね
おまけにチョイ役で、「CCさくら」でおなじみの丹下桜さんまで出てますよ、すごすぎる
スタジオ内はぎゅうぎゅう状態みたいで、どんな配置なのかかなり気になるところですね
若本さんの隣とか、なかなかキツそうｗ
とにかく、歌、声優のサウンド部門では、圧倒的です
オールスター的なアニメとしても楽しめます
”原作ではこの後セクロス”って、ことあるごとに言われてますけど
オリジナルアニメです、最近はほんとオリジナルの時代が来てますよね
最終話が来るまで、良い方に転ぶのか悪い方に転ぶのか全く予想がつかないという意味では、チャレンジャーな企画ですけど、
リスクが大きい分、洗練されたものが生み出される確率が高く、良作が多いです
視聴者側としても、ネタバレなしで、展開予想の談義に花咲かせれますし、楽しいですよ
特に今期は、これ含め、いろは、タイバニ、あの花、Cと、オリジナルアニメの躍進が凄まじい
まどかから、確実に良い流れが出来てます、”乗るしかない、このビッグウェーブに”
良作オリジナルアニメが増えて、ますますのアニメの隆盛に資してくれれば嬉しい限りですね
フロニャ文字読めねー
最終回とか、突っ込みどころはままありますが、どんちゃんしてるのが見てて楽しい、お祭り的なアニメでしたね
悪くないと思いますし、私は好きでしたよ
