Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
希望ヶ峰学園に入学した「超高校級」学生が繰り広げる言論(ダンガン)
希望ヶ峰学園の学園長である「モノクマ」を、およそ5年振りに声優復帰した大山のぶ代さんが演じた事でも有名なこの作品・・・もともとは「ハイスピード推理アクション」というジャンルのゲームが元になっているようです。私はアニメを視聴しただけですが、思わぬ展開が多かったので、この作品の推理ゲームは難易度が高そうな気がします^^;
物語の舞台は「希望ヶ峰学園」。今回、この学園の新入生は「超高校級」の能力を持つ人ばかり。
ところが、いざ入学してみると・・・外への出入り口は完全に塞がれていて、監視カメラが至るところに設置されているという、何とも異様な校舎に新入生全員が閉じ込められてしまうのです^^;
校内放送で体育館への呼び出しがあり行ってみると・・・自称学園長と言う「モノクマ」が現れ、この学園で一生を過ごすか、外に出たければ他の誰かを殺害するか」という、突然究極の選択を新入生達は迫られ・・・物語が動き始めます。
さすが、推理モノの作品です・・・最後まで全く展開が読めませんでした^^;
最初は、独特なキャラデザに少し抵抗があったのと、モノクマが大山のぶ代さんが演じてきた往年のキャラに見えて仕方無かったのですが・・・^^;
ストーリー・・・というより出口を目指す上でのルールが明快で分かりやすい上、まさかの展開から話が始まるので、序盤から視聴者を一気に引き込む魅力のある作品だったと思います。
加えて、特定の条件下で「おしおき」という罰を受ける事があるのですが・・・この「おしおき」は強烈だったので見ていて痛かったのですが、同時に強く印象にも残りました。
特に、「おしおき」の時のモノクマの表情・・・頭にこびりついて、まだ離れないです^^;
でも、究極の選択を迫られた時・・・
或いは自分が窮地に立たされた時・・・
もし、自分がそのような立場になった時、どういう言動を取るんだろう・・・と考えてしまいます。
間違った事はしなければ良い・・・
もし、間違った事をしてしまったら・・・相応の報いは受けなければならないと思います。これは自分自身で決められるので、結果にも納得できると思います。
だけど、もし自分が間違った事をしていないのに、周りからそのように見られた時・・・ましてや、自分の生命が掛かっているような事態に陥った時、理路整然と身の潔白を証明できるでしょうか・・・
激しく動揺してしまい、上手く証明できない事もあるかもしれません。
いつ、自分の身に火の粉が降ってくるか分からない・・・
そう考えると、あの学級裁判の場って物凄い修羅場だったんですね^^;
今回の作品は1期13話で終幕しましたが、ゲームや小説などでは今回のアニメ以外のストーリーもあるようです。今回の作品が良く纏まっていただけに、他のストーリーがどのように展開されるか、少し興味があります^^;
もし、アニメ化されたら是非視聴してみようと思います^^