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退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
レビューの皮を被ったなにか
独り言みたいなもんなんでお気になさらず
恋愛には疎いもので、この作品は今一つピンと来なかったというか、なぜ阿良々木が羽川のことを諦めたのかよく分からなかった。こんなんだからあれなんだろうな。どう考えてもモテないのは私が悪い。
まぁあれだ、阿良々木の恋愛観は私と似ていた。人を好きになったことが無いとか、いつからどこからが好きなのか分からないとか。
それはさておき、そんな阿良々木でも羽川の存在は特別のようで、彼は彼女を助けるべきか葛藤する。踏み込んでいいのか、どこまで関わって良いのか。その辺が「障り猫」という設定にちゃんと掛かっていた。「障ったら呪われる」とはつまり、関わろうとすればどうなるか分からないということ。
それでも阿良々木は心渡をもって行動に移す。作戦は成功したと思われたが、分離は失敗してしまう。ここは阿良々木の中途半端な気持ちを表現しているのだろうか。同情することも見下すことも無かった羽川に対し、「欲情してるだけ」と一種の強がりやこじつけのような表現。恋なんかじゃなく友達として、同情なんかしない対等な立場として助けようとした?だから敢えて「嫌い」と言った? ぐぬぬ…分からぬ。結局は関わり合おうする、歩み寄ろうとする“心渡り”は成功したと言えるのか。
あとなぜ彼は羽川を諦めたのか。嫌いと言われたから?頼ってもらえなかったから?自分で救えなかったから?この辺のことが分からない限りこの猫物語を楽しめそうにない。もっと大人になってから見るとしよう…
■その他
・堀江さんが頑張ってた
・兄妹であんなに仲良いのは羨ましいぜ