かしろん さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
淡々とした物語の傍観者
【最終話までみて】
あらすじ{netabare}
私立希望ヶ峰学園。都会の一等地にある高校。あらゆる分野での「超高校級」な生徒ばかりを集めた学園。
そんな高校の前に一人の生徒が立つ。
苗木誠。極普通のありふれた青年。「超高校級の幸運」の持ち主として招かれたのだ。
希望と不安を抱えながら、一歩を踏み出す。
それが、絶望の高校生活の始まりだった。{/netabare}
スパイク発売PSP用ゲーム原作。未プレイ。
感想{netabare}
物語:1話がピーク。後は淡々と物語が進んでいくのを傍観しているだけ。物語が完全に他人の絵空事。
ダンガンロンパの名のごとく学級裁判での論破というかチャチャ入れがメインとはいえ、一応の推理モノなのに、視聴者に全く推理をさせる気がない欠片もタメがない淡々とした一定リズムの進行では物語に入り込めない。
物語に入り込めないから、殺人が起きても犯人が分かっても首謀者が分かっても、驚きとかの感情の揺らぎが起きない。
「殺し合い学園生活というリアルエンターテイメントとして生中継されている」ってネタがあったが、「このアニメの視聴者はその生中継を見ている人の一人であって、画面の向こうの出来事は他人の絵空事なんだよ」と言いたくてこう作ってるのなら成功はしていると思う。が、面白みは無い。
うーむ・・・ゲームはやっぱゲームをやるから面白いのであって、誰かがゲームをやってるのを横から見ててもツマラナイってことなのかねぇ。
作画:大崩は無いし、内容的にガンガン動かすものでもないので、まぁまぁ。
罰ゲームはまんまゲームの流用らしいが、雰囲気はある。
声優:あのドラえもんがどす黒い役をやっている、って一発ネタ有りきな気がする。
エヴァQの時にも感じたが、緒方恵美の少年声はなんか辛そう。
音楽:小林幸子のアレは何だったんだろう、と思わずにはいられないが、OPは良い。
EDは全てにおいて訳が分からない。何を言ってるのか分からない滑舌に微妙な音程にリズム感。何者?何故の起用?アニソングランプリかなんか?
キャラ:多分、ゲームやらないと魅力や行動原理が分からないんだろうなぁ。アイドルが超高校級の球児を狙う意味が分からない。敵うわけ無いだろうに。{/netabare}
1話は面白かったんだけどなぁ・・・