弥月 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ねぇ、本当にそれでいいの?
1期からの続き。
全12話。
正直な感想「・・・え?」
1期のドキドキ感はどこへやら。
12話にするにはエピソードが少ないためか、間延びしていてテンポが悪い。
そして、あの結末。
後味が悪い(と思ったのはわたしだけ?)
シチュエーションやセリフなどで
ドキドキしたり、キュンとしたり、切なくなったりはする。
でも、それって憧れや理想を描いてくれてるからで。
そして過去の甘酸っぱい思い出に触れてくれちゃったりするからで。
肝心の本人の心が伝わってこないんだ(コレってわたしの問題?)
なんで好きになったの?
どこに惹かれたの?
相手には、どんな魅力があるの?
たとえ一目惚れであっても、そのあとに続く何かがないと長く片思いなんてできない。
そういうリアルさ求めちゃダメ?
とくに山田。
真山のどこに惹かれてるの?
恋に恋して、手に入らないから執着して、執着心だけが残ってるわけではないでしょ?
そして真山も、なんでリカなんだ?
{netabare}最終的に本物の光を見つけて巣立っていけたのは、竹本だけな気がする。
強いて言えば森田兄の馨もそうかもしれない。
あとのみんなが引き寄せられたのは人工灯。
今はいいかもしれないけれど、きっと後悔するのではなかろうか。
人生なんてきっとそんなもんなんだろうけど、フィクションの中では夢を見ていたいじゃない。
{/netabare}
せっかくここまで描いたのだから、あと一歩踏み込んで欲しかった。
それとも原作のほうでは描かれているが、アニメ化の過程でカットされてしまったのだろうか。
原作は途中までしか読んでいない。
この機会に読み返してみようか。