チョビ髭 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ヒーローも世代交代 ~団塊Jrからネット世代~
ユビキタス社会と呼ばれネットとリアルが近づいた情報化の中、他人の萎えは誰かの萌えとはもはや周知。現実、他国での地獄図的戦争の上に我々の豊かな生活が成り立っている。
正義を語る事は自己の客観性の欠如と取られ兼ねない。しかし個人の利益を抜いても建設的社会を営んでいく上で総意が得られるべき事案はある。
名無しのカッツェ: エロい人よろ オイラおバカなんで利益追求しながら横目で観察しとくお
名無しのカッツェ: これがリアルな大人の対応(キリッ
名無しのカッツェ: これどこの宗教?
名無しのカッツェ: ゴリ押しワロタ
名無しのカッツェ: ちぱいはオラの嫁 ( ー`ωー´)
名無しのカッツェ: おまえら自嘲しろw取り上げられてんぞwww
名無しのカッツェ: うつうつします
そんな問題を扱った新世代社会派ヒーローアニメなのだ。
{netabare}ここのレビューはレビュアーの趣向性がたどれる。どんな人間なのか正体は見え見えだw
それこそが見えないカッツェとさらにはデートのくだりへの解答だったかと。倒すのではなくネットと上手に(デコレーションして)付き合うってこと。もちろん、「出会い系w」誤解釈は危険だけどね。
メンバーの世代交代を通し視聴者を、カタルシスに酔い「悪」を討伐する、そんな考えからアップデートしようとしてた。そこにガッチャの冠の意味もあったと思う。(ガッチャ無駄は、かわいそす;;)
なかなかデリケートな題材にオリジナルシナリオで果敢に挑んだタツノコには脱帽。特に若い人に薦めたい。オヤヂ達の変態性を乗り越え、進め、若者よ!!
最期に老婆心
相手を見る事でネットの恐怖が全て解消できる訳ではない。例えば自身のプライベートを晒す事で将来へ汚点を残す若者が増えてるんだってね。そんな問題には「おばあちゃんルール」と呼ばれる判別法が有効なそうな。
それはSNSなどにおばあちゃんに見せて恥ずかしい内容は載せちゃダメというもの。
はじめちゃんもそのルールに則ってたよね。お天道様へ顔向け―の、もちっとリアル版かな。
FacebookやTwitterなんかにあられも無い暴露を載せる事で就職活動やその後の友人関係に影を落とすことも有る時代。気をつけて。{/netabare} ガッチャ。