ダマサキ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
展開が変わりすぎ
とらドラの作者の作品ということで期待していたが、結論から言うと期待は裏切られた。
ジャンルは学園ラブコメディー。
ストーリーは、高校卒業時に記憶を失った主人公が、東京の大学へ入り、そこで昔好きだった女の子と再開することから始まる。
声優は、ヒロインがほっちゃん+木戸衣吹も出るということだったので、それだけで他は誰でも良かった。
正確に言うと、1クール目の前半だけは面白いと思った。
だが、主人公が幽体離脱してもう一人の主人公が出てきたり、昔の記憶が戻って今の記憶が消えるモードに入ったときは、かなり冷めた。
それに追い討ちをかけるように、展開が急過ぎる。
1話で何回気が変わるんだ、それにそんな簡単に気が変わるのか、ということがままあった。
あれじゃぁ登場人物に感情移入することが難しいので、感動するなんてできない。
とらドラはあんなに感動したのに、なんでこうなっってしまったのか不明だが、原作は読んでいないので、もしかしたらアニメで端折り過ぎた部分がかなりあるのかも知れない。
というかそうであって欲しい。
最終回も、もしあのルートで終わらなかったら、嫌いなアニメになっていたかも知れない。
もう一人のヒロインが個人的にウザかったので、あそこだけは本当に救われた。
まぁ、記憶喪失ネタが好きな人は、観てみても良いと思います。