空野 落 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態：観終わった
ギャグアニメとして見るべきで、真面目にみるものではない。ただ谷口監督の匂いがするのは事実
雰囲気的にはプリキュアが近く、大きなお友達が見るアニメにしては突っ込みどころ多すぎる作品。
大半はギャグで構成されており、設定はシリアスな部分もある。
ただ、シリアスな場面でもギャグが各話にはさまれており、最終話では谷口作品のようなセリフが出てくるのが印象的である。
谷口監督自身は「自分の作品らしくない」と言っているが所々に谷口監督のにおいがするのも事実である。
良い点は突っ込みどころが多く、気楽に見ることができること。それでもってストーリ展開は割合早く、オリジナルアニメの利点であるワクワク感が楽しめる。
悪い点は少し先が読めることと、大雑把であるため変に期待すると肩透かしを食らう点である。
あとキャラの中に下衆っぽいキャラが結構いるのでそこをどう感じるかによって評価が分かれるだろう。
鵜野うずめ
普通の中学２年生の女の子。中学生らしく友人をやたら強調する。優柔不断な面があり、作中ではけっこう目立つ
ささら カティア しめじ 小明 マドレーヌ
うずめのドールたち。癖があるドールたちでうずめは友人として扱う。ただ、癖がありすぎてキャラが濃い
戸取かがみ
ライバルキャラ。目的を持っておりそのために戦う。ツンデレキャラであり、結構ツンの部分が多い。
羽月まない
クラスメイトでありながら２人の調整役。色々あるが、いつの間にかかがみとの友情を作ったすごい人
清正小町
お前は本当に高校生かと思うほど言動がすごい人。ぶっちゃけラスボス。ただ、委員長はこの人だろうなとわかるので驚かない。谷口臭がする人
ラフレシアの君
変態キャラ。雰囲気はタキシード仮面に似てる。こいつが一番キャラが濃いかもしれない
三笠凛人
教師なのにカレーの印象が強い。解説キャラでありなんでも御見通しのひと。
他にもドール使いやらドールやら委員会やらがあり、わりとキャラは多い。あとみんな濃い
総括
キャラが濃くキャラ自体がギャグなので真面目に見るだけ無駄。ただシリアスなギャグやら、台詞だけみたら重いやらで少し谷口監督のにおいがする。
気楽に見るのにもってこいの作品なのでオススメはしますね。
