hilfe1802 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
久米田さんの絵でこんなに泣かされるとは思わなかった
絶望先生や勝手に改造の原作者の久米田さんがキャラデザで
原作は森見さんという有名な小説家らしいのですが全くわからないまま見ました。
きっと原作も面白いと思うのですがその面白さをうまくキャストとスタッフが演出、出来ていたと思います。京都がとても綺麗。
特に最近思うのはモノローグや一人がたりのような場合、脚本が面白くなくてはならないのはもちろんですが音の高低や調子のつけ方でものすごく印象が変わります。(あの花の劇場版なんかは演者同士の競い合いのように感じました。)
櫻井さんの語りはとても良くってひどく悲しいことがあるんだけれどもそれでもこのアニメ全体の雰囲気暗くさせずに{netabare} 阿呆の血のしからしむるところ~ {/netabare}と元気づけている気がします。
コンテに岡村天斎さんがされてるところは動きが多いのだけれどもよくまとまってる気がしました。
この作品の雰囲気をうまく保った
音響監督の明田川 仁さん 監督の吉原正行さんには今後も注目していきたいです。
最後に一つ 銀匙でもそうでしたが絵も止まっていて音も入っていない間が感動するシーンにはうまく使われているなぁと今季感心しました。勉強になりました。