Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
キャッチコピーは「ザンネンだっていいじゃない」←しっかり成長していく姿を堪能できますよ♪
物語の舞台は現在から約100年後の未来・・・地球は謎の生命体である「ウルガル」から攻撃を受け、存亡の危機に瀕していました。この状況を脱却すべく、地球防衛軍は遺伝子を操作し戦闘に特価した人間を造り出す「MJP計画」を遂行するのです。
この計画で生み出された少年少女の5人は、それぞれ個々の能力は高いものの、チームとして満足な結果が出せずにいました・・・でも、敵の攻撃は彼らの成長を待ってはくれません。
こうして、少年少女5人は宇宙での戦闘に加わっていく事になります・・・
ここのところ、物語が中途半端に終わってしまう作品が散見される中、きちんと物語が終幕するまで2クールを使って描かれたいたので、私の中では好印象の作品でした。
もちろん、ストーリーも壮大で見応えも申し分ありませんでした。
ちょっと調べてみると、この作品の企画が立案されたのは放送開始から4年も前の事だったのだそうです(wikiより)。最後まできちんと物語が描かれたのも納得です^^
この作品は、少年少女5人の活躍を通してチームワークや仲間との絆の大切さ、目標に向かってやり遂げる意志の醸造・・・そして、大切な人を守る気持ちなどが登場人物の目線で丁寧に描かれており、それがこの作品の見どころとなっています。
私はスズカゼ・リンさんが個人的に気になるキャラでした。
まず、キャラの雰囲気とCVが絶妙にマッチしていて良かったと思いました。CVが沢城みゆきさん、なので言わずもがな・・・なのかもしれませんが^^;
でも、それだけじゃありません・・・
彼女は、元々現場の第1線で功績を残し・・・第1線を退いて部隊を指揮する立場になった方です。
現場に長けている事と、指揮者としての才覚は別物です。
だから、部下の事を真剣に考えれば考えるほど悩んだり迷ったりするのですが、その彼女の思いが、ひしひしと伝わってきます・・・
でも、彼女のような業績を辿る事って現実社会において、よくある事だと思います。
だからでしょうか・・・彼女に物凄く共感できる部分がたくさんありました^^
構想にしっかり時間を費やしている分、物語の設定も緻密です。
でも、これ以上の記載はネタバレになりそうなので・・・^^;
2クールの作品なので、時間をとって視聴する必要がありますが、時間を使った分だけ価値のある作品だと思いました。